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県では、新型コロナウイルス感染症患者については、子育てや介護等の特別な事情がある場合を除き、入院及び宿泊療養での対応を原則としてきましたが、現下の感染者の急増を踏まえ、自宅待機者へのフォローアップ体制を構築したうえで、当面の間、自宅療養を実施します。
ご自宅で過ごされている方へのリーフレットを掲載していますので、家庭内での感染予防やご自身の健康管理にご活用ください。
※【緊急性の高い症状】(※)は同居者等がご覧になって判断した場合です。
<表情・外見>
<息苦しさ等>
<意識障害等>
■自宅療養者等相談支援センター(毎日24時間対応、電話番号は非公表)
同居の方は、基本的に濃厚接触者に当たります。そのため、毎日健康状態の観察を行い、症状が出た場合、速やかに連絡してください。また、家庭内での感染予防リーフレットも参考にしてください。
服薬中の薬剤がある場合、在宅期間中の薬剤について、かかりつけ医療機関等に相談してください。
心臓、肺、腎臓に持病のある方、糖尿病の方、免疫の低下した方、妊婦の方などが患者様のお世話をするのは避けてください。
ケアを行った後や、清掃・洗濯の後は、こまめに石けんで手を洗い、できればアルコール消毒をしましょう。
洗っていない手で目や鼻、口などを触らないようにしてください。
同居されている方も、熱を測るなど健康観察をし、生活上必要な外出を除き、不要不急の外出は控えてください。外出する場合はマスクを着用してください。
ドアノブや手すり、スイッチ、ベッド柵、トイレの便座などは、薄めた市販の家庭用塩素系漂白剤で拭いた後、水拭きしましょう。(目安となる濃度は0.05%)
○500mlのペットボトル1本の水に対し5ml(キャップ1杯分*)
*次亜塩素酸ナトリウム(市販の漂白剤で一般的な塩素濃度約5%の場合)の希釈方法(ペットボトルのキャップ1杯分が約5ml)
<消毒頻度>
トイレの便座:患者の方が使用するたびに消毒
ドアノブ、手すり、スイッチ、ベッド柵:こまめに消毒
トイレのフタを開けたまま水を流すと、細菌やウイルスが舞い上がって空気中に漂う可能性があります。様式の場合、トイレのフタは閉めて流しましょう。
頻度としては、1時間に2回以上、1回数分程度窓が2方向あれば、どちらも開けて風が通るようにすると効果的です。暖房器具近くの窓を開けると、入ってくる冷気が暖められるので室温の低下を防げます。
患者様の鼻水などがついたマスクやティッシュなどのゴミを捨てる場合、「1.ゴミに直接触れない。」。「2.ゴミ袋はしっかりしばって封をする。」「3.ゴミを捨てた後は速やかに石けんで手を洗う。」ことを心がけましょう。ゴミ袋が破れる可能性を考えて、二重にしたゴミ袋に入れてください。
リネン、衣類等は通常の洗濯用洗剤で洗濯し、しっかりと乾燥させましょう。鼻水などの体液や便で汚れた衣類やリネンを洗濯する際は、手袋やマスクをつけましょう。熱に強い素材に限りますが、80度以上の熱湯で10分以上つけた後、洗うとなおよいです。
服薬中の薬剤がある場合、在宅期間中の薬剤について、かかりつけ医療機関等に相談してください。
患者様の食器をテーブルからさげる、食器を洗う時は手袋を使いましょう。食欲がなくても食べられて、必要なカロリーが摂取できるものが必要です。レトルトのスープやおかゆなど食べやすいもの、ゼリー飲料やスポーツ飲料、菓子類(プリンやチョコレートなど)もあったらいいでしょう。
少し食欲が回復した時のために、インスタント商品や缶詰等も用意しましょう。
「ローリングストック」とは、ふだんから少し多めに食品を買っておき、使った分だけを買い足し、常に一定の食品をストックしておく備蓄方法です。
食べなれた食品はいざというときの不安軽減になります。
体調が悪くなったとき、発熱や喉の痛みなどの風邪症状や下痢などの胃腸症状がでたときを想定し、食欲がなくても食べられるもの、必要な栄養素を補えるもの、長期保存が可能なもの、自分が好きな食べ物をそろえるとよいでしょう。
お問い合わせ
部署名:保健医療部 健康増進課
電話:078-341-7711(内線3248)
FAX:078-362-3913