更新日：2021年3月15日

県内の各市町では、財政の健全化が喫緊の課題となっており、市町行政の推進にあたっては、今まで以上に住民の皆さんのご理解とご協力が重要となっています。

このため、住民の皆さんに分かりやすく歳出構造の特徴をお知らせし、財政運営における歳出上の課題をより明確にすることが求められているところです。

このたび、各市町において、総務省の全国統一様式により「歳出比較分析表（平成20年度版）」を作成し、県のHPにおいても公表します。

• (1) 経常収支比率の分析
  経常収支比率について「合計」「人件費」「物件費」「扶助費」「補助費等」「公債費」「その他」「公債費以外」ごとに類似団体との比較結果をレーダーチャート等により分かりやすく図示するとともに、その結果について、各市町の要因分析や改善に向けた取り組み等をとりまとめたもの
• (2) 人件費及び人件費に準ずる費用の分析
  歳出分類上の人件費だけでなく、物件費に含まれる臨時職員の賃金や、補助費等に含まれる公営企業に対する繰出金のうち人件費相当分など、人件費に準ずる費用も含めた「実質的な人件費」で比較・分析を行うもの
• (3) 公債費及び公債費に準ずる費用の分析
  歳出分類上の公債費だけでなく、公営企業債の償還に充てた繰出金や、一部事務組合が起こした地方債の償還に充てた補助金など、公債費に準ずる費用も含めた「実質的な公債費」で比較・分析を行うもの
• (4) 普通建設事業費の分析
  単独事業分の内訳を含め、過去5年間の時系列で比較・分析を行うもの