「自宅に男性が訪問してきて『ワクチン接種の予約を代理で申請するので、2万円を準備しておくように』と言われた」、このような高齢者を狙う悪質な手口が相次いでいます。令和2年度は新型コロナウイルス関連の相談が3,679件に上り、県内の消費生活相談窓口に寄せられた相談の件数は51,601件と過去10年間で最多となりました。また、コロナ禍で「新しい生活様式」が求められる中、ネット通販の利用者が増え、「健康食品・化粧品の定期購入トラブル」の苦情相談件数は過去最高となりました。さらに、「水回り修理の高額請求」の被害も相次いでおり、これについても苦情相談件数が過去最高を更新しました。
兵庫県と県内の市町では、高齢者を悪質商法の被害者にさせないため、高齢者保健福祉月間である9月に、「高齢者消費者被害防止キャンペーン」として、悪質商法の手口や相談窓口を知っていただくための、セミナー・パネル展示などを、県下各地で集中的に開催します。今年度は新型コロナウイルス感染症のため、感染防止対策を徹底し、講座をオンラインにて配信するなど工夫を凝らして実施します。
1 高齢者消費者被害防止キャンペーン
県・市町実施行事
別紙のとおり(セミナー:10カ所、出前講座:8カ所、啓発活動:18カ所、展示:4カ所)
2 高齢者に多い消費者トラブルの事例(消費生活総合センター作成)
〈ひょうご消費者トラブル情報等〉
・新型コロナのワクチン詐欺!
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https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf13/documents/toraburu35.pdf・トイレの修理トラブル急増中
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https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf13/documents/toraburu29_1.pdf・ご注意!新型コロナ関連の消費者トラブル
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https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf13/documents/toraburu30.pdf〈高齢者向けリーフレット〉
・ターゲットはあなた!こんな手口に気をつけて!
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https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf13/documents/konnnategutinikiwotukete.pdf3 問合せ先
兵庫県企画県民部県民生活局消費生活課消費政策班
Tel 078-362-3376
Fax 078-362-4022