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更新日:2024年6月17日

議長・副議長のごあいさつ

 浜田議長

第127代議長
浜田 知昭
洲本市選出
県議当選 4回

 谷井副議長

第132代副議長
谷井 いさお
尼崎市選出
県議当選 5回

 

ごあいさつ

来年は、阪神・淡路大震災から30年、さらに大阪・関西万博の開幕と、本県にとって重要な節目を迎える中、本年度は「躍動する兵庫」の実現に向けた基盤をしっかり固める年にしなければなりません。

人口減少や気候変動、不安定な国際経済情勢など、先行きが不透明な中にあっても、誰もが夢や希望を持ち、安心して挑戦できる社会を築いていくことが重要です。

持続可能な行財政基盤を確立するための県政改革を一層進めつつ、災害に強い県土づくりや福祉の充実、産業の活性化、フィールドパビリオンの展開などの兵庫五国の多様性を活かした取組を着実かつ強力に推進していく必要があります。

そのためには、二元代表制の一翼を担う県議会の役割はますます重要となっています。地域の代表である我々県議会議員が、地域の声を的確に代弁し、それぞれの地域で何が必要なのか、何をするべきなのかを積極的に提言し、その実現のために力を注いでいかなければなりません。

昨年5月に公布された改正地方自治法では、地方議会の役割や議員の職務が明確化され、「議員は住民の負託を受け、誠実に職務を行わなければならない」と明記されました。

我々議員は改めて、その職務の重さを自覚し、県民の負託に全力を挙げて応えていく必要があります。常に県民の目線に立ち、県民だったらどう考えるのか、どう思うのかを判断の基準にして是々非々の立場で議論していくべきと考えます。

本県議会ではこれまで、歴代議長をはじめ、議員各位の懸命な努力により、議会基本条例を具現化する議会機能の充実・強化が図られてきました。とりわけ、県民に開かれた議会の実現に向けて、常任委員会の地域開催などに加え、現在、ICT化の推進や全常任委員会へのネット中継の拡大の取組を進めています。

新任期2年目を迎え、これまで進めてきた議会改革の不断の取組をさらに進めるべく励んでまいります。

兵庫の新たなステージに向けたこの重要な時期に要職を担うこととなりました。改めて、その責任の重大さに身の引き締まる思いであります。

時代を切り拓く「躍動する兵庫」の実現に向け、対話を重点に置いた、議会の公正で円滑な運営とさらなる活性化に努め、県民の負託に応えられるよう、誠心誠意取り組んでまいります。