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第4回「ひょうご農福チャレンジコンテスト」グランプリ決定!

記者発表日時:2025年3月28日10時

担当部署名/福祉部ユニバーサル推進課障害者就労支援班  直通電話/078-362-3261

3月19日(水曜日)、県内の障害福祉サービス事業所がこれまでに実施している農福連携の取組や事業アイデアを募集し、専門家からアドバイス等を得る「ひょうご農福チャレンジコンテスト」を開催しました。

各事業所によるプレゼンテーションを踏まえ、各分野の専門家から地域貢献性や工賃向上に資する取組であるか等、様々な観点から評価とアドバイスをいただきました。

グランプリに輝いたのは、生活介護事業所農楽NORAの『地域とつながり地域で生きる』とわんにゃんワークスの『兵庫の魚がつなぐ喜び~保護犬猫への愛情から生まれたペット用おやつ~』の2つです。他に1事業所が優秀賞を、1事業所が審査員特別賞を受賞しました。

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1.概要

(1)開催日時:令和7年3月19日(水曜日)10時00分~12時00分

(2)場所:小野市うるおい交流エクラ市民交流ホール

(3)エントリー事業所:別紙のとおり(6事業所)

(4)審査・賞:専門家の審査による得点により、「グランプリ」を決定

受賞事業所一覧

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グランプリ

プラン名:地域とつながり地域で生きる

事業所名:生活介護事業所農楽NORA(所在地:加古川市別府町)

<取組の概要>

3年前から障害者、特に重い障害がある人に農業ができるか挑戦している。重度障がい者は室内での作業が難しい人も多く、自然のなかで伸びのび活動できる農業は合っていると感じている。農福連携を通じて東はりま特別支援学校や障がい者団体と地域交流を行い、農業の素敵な部分を多くの人が知り、関わってもらうことを目指していく。

 

GP

グランプリ

プラン名:兵庫の魚がつなぐ喜び~保護犬猫への愛情から生まれたペット用おやつ~

事業所名:わんにゃんワークス(所在地:尼崎市富松町)

<取組の概要>

地元の漁業関係者から提供された魚の廃棄部分を活用し、犬猫のための栄養価の高い魚おやつを製造。すべての製造過程で障がい者が関わっており、社会参加と自立支援を進め、捨てられる資源を無駄なく活用しSDGsへ貢献。尼崎だけでなく兵庫県全域で廃棄される魚を再利用する仕組みを広げていきたい。

 

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優秀賞

プラン名:農福連携で規格外野菜を特産品に!

事業所名:就労継続支援A型施設げんぶ(所在地:赤穂市片浜町)

<取組の概要>

農業者の食品ロスや新たな価値の発見、新しい商品開発「ネギッツ」による売上向上、新しい作業の創出、地域との連携や社会参加の拡大、これまで接点のなかった方々との交流や新しい関係構築、福祉事業所や取り組みの認知度向上を目指す。

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審査員特別賞

プラン名:「いつでも、だれでも」障がいのある方が地域で活躍できる農福連携2.

事業所名:赤穂市立さくら園(所在地:赤穂市大津)

<取組の概要>

令和3年度から農福連携に取り組み始め、今年度で4年目を迎える。年々作業数も増加し、農福連携における工賃も少しずつ向上している。障がいの程度に関係なく、誰でも農福連携の作業に携われるように取り組みをおこなっている。作業分解・作業の分業・治具の作成などを今後も行い、「いつでも、だれでも」農福連携に取り組む事ができるよう支援を実施していきたい。

エントリー事業所

プラン名:ソーシャルビジネスプロジェクト

事業所名:古民家ホームなないろ(所在地:西脇市明楽寺町)

<取組の概要>

令和7年2月1日生活介護支援事業所として指定され、今後事業所に隣接する畑を利用して、プロジェクトを展開する予定。ソーシャルファームやコミュニティ・レストラン事業、人材養成事業・地域雇用事業を地域の方々の理解および協働の中で展開していく。

 

プラン名:わくわくする、地域一帯を巻き込んだコラボレーション

事業所名:GelateriaPresso(所在地:三木市緑が丘町)

<取組の概要>

地域の果実を使ったイタリアンジェラートの製造、販売を行っている。福祉や農業という枠や障がいの有無にかかわらず、地域一帯の仕事連携に興味のある事業所・農家の連絡会をつくり、お互いに相談してやり取りできるような相互関係、「地域産業開発協力隊」を農×福で先駆けて構築していきたい。