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兵庫県日本画家連盟は、昭和26年、当時神戸新聞社が開催していた兵庫県美術展覧会の出品者の熱烈な総意により、派閥・主張を超えて組織された全国的にも例を見ない日本画家の団体です。
結成当初から、社会に貢献することを目的とし、兵庫県の文化発展に寄与されてきました。現在は姫路や明石を中心に企画展を開催するほか、県内の高校生とコラボをして展覧会を行うなど、本県における日本画の普及に尽力されています。
また、今後は淡路や丹波などでの活動展開も計画されており、現在80名を超える会員の技術向上だけでなく若手画家の会員を増やすことにも注力、更なる日本画の普及・発展に努められています。平成3年に兵庫県文化賞を受賞。
本展覧会では、連盟の会員がSDGsの17色をテーマに描いた作品の数々を展覧いたします。
なお、ご来館いただく皆さまには感染防止対策へのご理解、ご協力をお願いいたします。
1.名称
未来へつなぐ日本画展~SDGsの17色を使った日本画を描く~
2.主な展示内容
下記作品をはじめ、45作品を展示いたします。
①作者:田中 達也 作品名:生命
SDGsカラーチャート番号:12(つくる責任・つかう責任)
作品解説:同じように命をうけたモノたち 境界線を隔てた左右で視える世界が変わる。
②作者:荒井 克子 作品名:ねむり
SDGsカラーチャート番号:16(平和と公正をすべての人に)
作品解説:宇宙からみた地球には国境も戦争もない。せめて「ねむり」だけは全ての人に平等に与えられますように。
③作者:柏村文路 作品名:巡る
SDGsカラーチャート番号:6番(安全な水とトイレを世界中に)
作品解説:海の水が蒸発し、雲になり、雨になり、川を流れ海に戻ります。いつまでも、変わる事無く、巡りますように。
④作者:福羽 弘子 作品名:よみがえれ!杉の子たち
SDGsカラーチャート番号:15番(人工林の再生願って)
作品解説:花粉で嫌われるあまりに手入れされなくなり、立ち枯れる木々の再生を祈って。
⑤作者:安惠隆司 作品名:和
SDGsカラーチャート番号:10番(人や国の不平等をなくそう)
作品解説:肌の色で人を区別することなく、互いを尊重し協調しながら生きていける平和な世界を願って。
3.展示期間
令和5年3月10日(金)から令和5年5月12日(金)までの月曜日~金曜日(土日祝は休館)
開館時間 9時00分~17時00分
4.その他
ご来館の際は、新型コロナウイルス感染防止のため、以下ページ内の「お知らせ」内容についてご理解、ご協力をお願いします。
兵庫県公館「お知らせ」
会場名 | 兵庫県公館県政資料館 展示室7 |
会場住所 | 神戸市中央区下山手通4-4-1 |
会場へのアクセス | 神戸市営地下鉄「県庁前」駅東2番出口すぐ、JR・阪神「元町」駅西口徒歩約5分 |
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