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記者発表日時:2025年8月29日10時
担当部署名/県民生活部県民躍動課消費政策班 直通電話/078-362-3378
令和6年度に、県内の消費生活相談窓口に寄せられた相談の総件数は46,123件と前年度(令和5年度)46,908件から1.7%減少しました。
消費者トラブルを示す苦情相談件数は40,388件と、前年度(40,946件)からは1.4%減ではあるものの、6年連続で4万件を超えています。
苦情相談における契約当事者の年代の割合をみると、60歳以上が全体の45.5%、70歳以上は29.6%を占め、消費者トラブルに占める高齢者の割合は依然として高くなっています。
お試しで一回限りの購入のものが、定期購入になっていたトラブルやクレジットカードの不正利用など、高齢者を取り巻く消費者トラブルは様々です。
兵庫県と県内の市町では、高齢者を悪質商法の被害者にさせないために、高齢者保健福祉月間である9月に、「高齢者消費者被害防止キャンペーン」として、悪質商法の手口や相談窓口を知っていただくための、セミナー、チラシ配布、パネル展示などを、県内各地で集中的に開催します。
今年度は、高齢者や高齢者を見守る方に向けたトラブル防止の動画作成と、動画を活用したサイネージ広告を実施します。
なお、消費者トラブルで困った時は消費生活相談窓口にご相談ください。
専門相談ダイヤル188「消費者ホットライン188(いやや!)トラブルすぐ相談!」身近な消費生活センターや消費生活相談窓口をご案内します。
最近、相談が増加している消費者トラブルの手口はこちらをご覧ください。