更新日:2021年11月9日

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『兵庫のしおり』

県政資料館では、県民の皆さんに兵庫県の歴史を身近に感じていただけるよう、研究紀要『兵庫のしおり』を第10号まで発行しており、県域の歴史や記録史料に関する論考をご紹介しています。
『兵庫のしおり』は、県政資料館で閲覧できるほか、国立国会図書館、都道府県立図書館、兵庫県内の市町立図書館や、一部の学校図書館等に配布していますので、お問い合わせください。
販売については、兵庫県民会館内の(公財)兵庫県芸術文化協会で扱っていますので、同協会へお問い合わせください(部数が限られていますので、事前にご確認ください)。
→(公財)兵庫県芸術文化協会のホームページへ(外部サイトへリンク)

このページでは現在までに発行された「兵庫のしおり」の目次をご紹介しています(執筆者の肩書きは当時のものです)。

これまでの『兵庫のしおり』

第1号(平成11年3月31日発行)

テーマ

執筆者

創刊に当たって 今井林太郎 (神戸大学名誉教授、元県史監修者)

維新期西摂地域地方行政の一面

-兵庫役所の設置と魚崎村-

木南 弘 (神戸市文書館嘱託)
兵庫開港と明治前期の神戸港貿易 李 東彦 (大阪短期大学助教授)

久美浜県から兵庫県へ

-但馬地方の兵庫県編入の経過-

前嶋 雅光 (元神戸親和女子大学教授)
《史料紹介》「兵庫県史料」の構成と項目について 伏谷 聡 (同志社大学文学部非常勤講師)

第2号(平成12年3月31日発行)

テーマ

執筆者

明治維新前後の徳島藩淡路の動向 菊川 兼男 (西淡町文化財保護委員長)
兵庫県史編纂のころ 大山 喬平 (京都大学名誉教授・大谷大学文学部教授、元県史編集専門委員)

《講演筆記》兵庫県古代史二題

-淡路国大和大国魂神社と摂津国荒田郡-

直木孝次郎 (大阪市立大学名誉教授、元県史編集専門委員)

《講演筆記》「近代の予兆を見た人たち

-化政・天保期を中心に-

酒井 一 (三重大学名誉教授・天理大学文学部教授、県公館県政資料館県史・公文書部門運営懇話会委員、元県史編集専門委員)
《講演筆記》『兵庫県漁業慣行録』にみる明治時代の漁業 和田 秀寿 (芦屋市立美術博物館学芸員)

第3号(平成13年2月28日発行)

テーマ

執筆者

播磨の明治維新 山崎 隆三 (大阪市立大学・名城大学名誉教授)

明治維新と丹波

-一郷士の記録を中心にして-

芦田 岩男 (春日町歴史民俗資料館係長・学芸員)
公文書にみられる記録素材の変遷 金山 正子 ((財)元興寺文化財研究所研究員)

《史料紹介》幕府預り人に関する一史料

-播磨国安志藩江戸屋敷における預り人一件記録について-

庄 洋二 (兵庫県企画管理部管理局文書課課長補佐兼歴史資料係長)

第4号(平成14年3月31日発行)

テーマ

執筆者

福原遷都の周辺 元木 泰雄 (京都大学総合人間学部助教授)

淡路の悪党

-淡路国都志郷の公文と地頭-

中野 栄夫 (法政大学文学部教授)
銘酒「剣菱」醸造元・津国屋勘三郎覚書 和島 恭仁雄 (伊丹市立博物館館長)

兵庫県における部落問題の教育史的研究

-『関係史料集』の公刊と研究の展開-

安達 五男 (武庫川女子大学名誉教授)

史料の保存・活用と市民参加

-尼崎市立地域研究史料館の事例-

白石 健二 (尼崎市立地域研究史料館主任)
《活動報告》兵庫県県政資料館特別展示の開催経過 兵庫県公館県政資料館

第5号(平成15年3月31日発行)

テーマ

執筆者

『柴遺跡』出土木簡と古代山陰道『粟鹿駅家』について 西口 圭介 (兵庫県教育委員会埋蔵文化財調査事務所主査)

南北朝期における但馬守護

-長氏の動向を中心に-

渡邉 大門 (学校法人京都産業大学勤務)
近世における加古川の舟運 桑田 優 (神戸国際大学教授)
清野県政と社会問題 布川 弘 (広島大学総合科学部助教授)
阪神・淡路大震災後の歴史資料の保全と歴史資料ネットワーク 奥村 弘 (神戸大学文学部助教授、歴史資料ネットワーク代表委員)

第6号(平成16年3月31日発行)

テーマ

執筆者

《史料紹介》「小寺家文書」について 本多 博之 (県立広島女子大学国際文化学部助教授)

《講演筆記》兵庫県政と地域の歴史群像

-兵庫県・日本・世界を結ぶ-

酒井 一 (三重大学名誉教授、県公館県政資料館歴史資料部門運営懇話会会長)

《講演筆記》明治期の兵庫県政と住民

-自治の視点から-

山中 永之佑 (大阪大学名誉教授、大阪経済法科大学アジア研究所客員教授)
兵庫県草創期の史料に見る県政 伏谷 聡 (同志社大学文学部非常勤講師)
「詩人金田弘聞き書き」について 福野 敏博 (兵庫県企画管理部管理局文書課課長補佐兼歴史史料係長)

公文書管理と文書館

-体験的に-

鈴江 英一 (北海道教育大学教授)

第7号(平成17年3月31日)

テーマ

執筆者

市辺遺跡の木簡と古代氷上郡の地方行政の実態 種定 淳介 (兵庫県教育委員会埋蔵文化財調査事務所主査)
播磨国美嚢郡淡河市庭(神戸市北区)の楽市制札をめぐる一考察 仁木 宏 (大阪市立大学助教授)

幕末期における姫路藩城下町の状況

-米穀廉売と施行の実態を通して-

三浦 俊明 (関西学院大学名誉教授)

ある文人知事の横顔

-坂本勝の事績に関する覚え書き-

辻川 敦 (尼崎市立地域研究史料館勤務)

平成の市町村合併と公文書等の保存

-新潟県の事例を中心に-

山本 幸俊 (上越市史編さん室勤務)
平成15年度兵庫県公館県政資料館(歴史資料部門)概要 兵庫県公館県政資料館

第8号(平成18年3月31日発行)

テーマ

執筆者

海をにらんだ前大相国-平清盛の実像 高橋 昌明 (神戸大学文学部教授)

B29による兵庫県域への初期爆撃

-1944年12月~1945年3月-

佐々木和子 (神戸大学地域連携研究員)

民学官連携による被災歴史文化遺産の救出と復旧

-台風23号による兵庫県内被災史料の救出を例として-

中村 弘 (兵庫県教育委員会文化財室主査)

《随筆 のじぎく1》

明治憲法のあとさき

酒井 一 (三重大学名誉教授、県公館県政資料館歴史資料部門運営懇話会会長)

《随筆 のじぎく2》

災害時の資料保存

-水害が起きたときの緊急措置-

金山 正子 ((財)元興寺文化財研究所総括研究員)

兵庫県の近世文化

-兵庫県史セミナー「江戸時代の兵庫県1」-

兵庫県公館県政資料館

史料保存機関を訪ねて

1尼崎市立地域研究史料館2神戸市文書館

兵庫県公館県政資料館
平成16年度兵庫県公館県政資料館(歴史資料部門)概要 兵庫県公館県政資料館
<口絵写真>兵庫県製塩図解 解説 伏谷 聡 (同志社大学文学部非常勤講師)

第9号(平成19年3月31日発行)

テーマ

執筆者

古代の海洋信仰と大阪湾・播磨灘のウミガメ 坂江 渉 (神戸大学文学部講師)

播磨国風土記にみるモニュメント空間

-墳墓伝承を中心に-

松下 正和 (神戸大学文学部助手)

《史料紹介》

たつの市新宮町に関わる二つの中世史料

-『播磨新宮町史 史料編1』中世編の補遺をかねて-

森田 竜雄 (神戸大学文学部地域連携センター研究員)
天保期、西摂津における米穀流通 岩城 卓二 (京都大学人文科学研究所助教授)

《平成18年度巡回展示資料解説》

西光寺村とその文書

-西光寺野開発と固寧倉-

兵庫県公館県政資料館

《随筆 のじぎく3》

荘園のくらし
-赤松則尚の挙兵をめぐって-

馬田 綾子 (梅花女子大学文学部教授)

《随筆 のじぎく4》

県政資料館、神戸大学文学部地域連携センター共同企画「郡役所文書の世界」について

奥村 弘
深見 貴成
(神戸大学文学部教授)
(神戸大学文化学研究科大学院生)

史料保存機関を訪ねて

3 宍粟市歴史資料館

兵庫県公館県政資料館
平成17年度兵庫県公館県政資料館(歴史資料部門)概要 兵庫県公館県政資料館
<口絵写真>兵庫県漁業慣行録 解説 伏谷 聡 (同志社大学文学部非常勤講師)

第10号(平成20年3月31日発行)

テーマ

執筆者

山陽道瓦葺駅家の定様 岸本 道昭 (たつの市教育委員会社会教育課副主幹)
赤松義祐の花押と発給文書編年試案 畑 和良 (戦国史研究家)
B29部隊のリーフレット(伝単)作戦と兵庫県域 佐々木 和子 (神戸大学地域連携研究員)

兵庫県庁舎の変遷について

-兵庫県史セミナー「明治維新と兵庫県庁舎」-

伏谷 聡 (同志社大学文学部非常勤講師)
《随筆 のじぎく5》
但馬における永禄二年の合戦史料に思う
宿南 保 (朝来市史編纂専門員)
《随筆 のじぎく6》
わたしの理玖研究
瀬戸谷 晧 (豊岡市立出土文化財管理センター所長)

史料保存機関を訪ねて

4 福崎町立神崎郡歴史民俗資料館

兵庫県公館県政資料館
平成18年度兵庫県公館県政資料館(歴史資料部門)概要 兵庫県公館県政資料館
《口絵写真》
第13代兵庫県知事服部一三書
伏谷 聡 (同志社大学文学部非常勤講師)

お問い合わせ

部署名:総務部 法務文書課

電話:078-362-3063

FAX:078-362-3902

Eメール:bunshoka@pref.hyogo.lg.jp