約150年前の六甲山の姿や、先人たちが行った植林の様子、技術を当時の写真で紹介します。再度山から始まった植林は、木のない山だった六甲山系の植生を回復させるきっかけとなり、昭和60年代まで積苗工などの技術が受け継がれてきました。現代の新技術に置き換わった積苗工ですが、当時のダイナミックな森林再生工事の様子を写真で感じ取っていただけます。
また、1938年の阪神大水害時に旧摩耶観光ホテル下が崩壊し、4年の歳月をかけて整備された治山施設群の歴史や、平成7年阪神淡路大震災から30年目の節目を迎える今年、震災の被害と復興の道のりをまとめたパネルも点字します。
さらに登山者向けの便利なアプリや、六甲山系の土砂災害の歴史をまとめたチラシもご用意しています。
ぜひご来場いただき、六甲山の歴史と緑の再生を体感してください。