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記者発表日時:2025年6月4日10時
担当部署名/まちづくり部都市計画課土地利用班 直通電話/078-362-3588
兵庫県では、都市計画区域マスタープラン等の都市計画の見直しをおおむね5年毎に実施しており、令和7年度末の都市計画変更に向け、見直しを進めています。
見直しに当たっては、中長期的視点に立った地域の将来像及びその実現に向けた広域的・根幹的な都市計画の方向性を示す都市計画区域マスタープラン(都市計画区域の整備、開発及び保全の方針)のほか、市街化区域と市街化調整区域との区分(区域区分)や都市再開発方針等(都市再開発の方針、住宅市街地の開発整備の方針及び防災街区整備方針)についても、見直すこととしています。
この度、これらの都市計画の素案がまとまりましたので、下記のとおり説明会を開催します。
令和7年6月18日(水曜日)から7月2日(水曜日)の間に、地域ごと(阪神地域、東播磨地域、西播磨地域、但馬地域、丹波地域、淡路地域)に計8カ所で開催します。(詳細は下記「関連資料」のとおり)
各地域に関係する都市計画について説明します。
説明会は公開です。
素案に対するご意見については、「4.素案に対するご意見について」を参照ください。
各地域における都市の将来像を明確にするとともに、その実現に向けての大きな道筋を明らかにし、都市計画の基本的な方向性を示しています。
地域ごとの特性、魅力・強み、課題を踏まえ、「都市づくりの重点テーマ」を設定
「環境共生に関する方針」の新設
新たに指定する加西都市計画区域において「区域区分の有無」に関する事項を規定
市街化調整区域内で、既に市街地を形成している区域や計画的な市街地整備が確実に行われる区域等を市街化区域に編入します。
また、市街化区域内で、災害のリスクが高い区域や市街化が見込めない区域等を市街化調整区域へ編入します。
さらに、加西市域においては、区域区分を廃止し、市が主体となる新たな土地利用コントロール手法に移行します。
都市計画区域名 | 地区数 |
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阪神間都市計画区域 | 7地区 |
東播都市計画区域 | 2地区 |
中播都市計画区域 | 2地区 |
都市計画区域名 | 廃止する地区 |
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東播都市計画区域 | 加西市における都市計画区域全域 |
市街化区域内において、計画的な再開発が必要な市街地の健全な発展と秩序ある整備を図るため、当該市街地のうち特に一体的かつ総合的に市街地の再開発を促進すべき相当規模の地区を位置付けます。
阪神間都市計画区域…三田駅前(Cブロック)地区他8地区
東播都市計画区域…大久保駅前地区他2地区
中播都市計画区域…姫路駅周辺地区他8地区
大都市地域に係る都市計画区域において住宅及び住宅地の供給を促進するため、良好な住宅市街地として計画的に開発整備すべき地区を重点地区に位置付けます。
阪神間都市計画区域…南芦屋浜地区他3地区
東播都市計画区域…大久保駅前地区他3地区
中播都市計画区域…阿保地区他1地区
市街化区域における密集市街地内の各街区を防災街区として整備するため、特に一体的かつ総合的に市街地の再開発を促進すべき相当規模の地区(防災再開発促進地区)を位置付けます。
阪神間都市計画区域…潮江北地区他1地区
東播都市計画区域…篠原地区
中播都市計画区域…姫路城南地区
西播都市計画区域…尾崎地区他1地区
令和7年6月4日(水曜日)から約2ヶ月間、兵庫県まちづくり部都市計画課及び閲覧対象市町の都市計画所管課で素案を閲覧することができます。(詳細は別表のとおり)
また、素案は兵庫県のホームページにも掲載します。
当該都市計画区域内に住所を有する方又は利害関係のある方は、公述申出手続を行うことにより、公聴会にて意見陳述を行うことができます。
公述申出の手続方法を含む公聴会の詳細については、6月中旬に県公報及び県HPでお知らせいたします。なお、公述申出の提出がない場合、公聴会は開催しません。
兵庫県まちづくり部都市計画課土地利用班
電話(078)362-3588
関連資料