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貝毒検査結果

記者発表日時:2025年4月9日17時

担当部署名/農林水産部水産漁港課漁政班  直通電話/078-362-3478

令和7年4月9日の貝毒検査の結果、播磨灘東部及び高砂市のマガキ、姫路市東部で採取したアサリ及びトリガイ、姫路市西部で採取したトリガイから規制値を超える麻痺性貝毒が検出されました。

このため、当該海域で養殖を行う関係漁業協同組合には出荷自主規制を要請しました。また、検体採取日(4月7日)以降の出荷分は全て回収されており、市場には流通していません。

当該海域で営業を開始している潮干狩り場では、採取後に安全な貝と交換するなどの措置を取るよう要請するとともに、発生海域の沿海市町(明石市~赤穂市)の海岸では、天然の二枚貝を採取しないよう看板等による周知を行っています。

なお、貝毒はアサリ等の二枚貝が有毒プランクトンを食べることで毒化するものです。二枚貝以外の貝類や魚類には影響なく、食用しても問題ありません。

【検査結果:出荷自主規制対象分】

検査日

種類

海域

検査結果

備考

4月9日(水曜日)

マガキ

播磨灘東部

麻痺性9.2MU/g

 

4月9日(水曜日)

マガキ

高砂市

麻痺性12.8MU/g

 

4月9日(水曜日)

アサリ

姫路市東部

麻痺性4.2MU/g

 

4月9日(水曜日)

トリガイ(養殖)

麻痺性8.1MU/g

 

4月9日(水曜日)

トリガイ

(養殖)

姫路市西部

麻痺性6.1MU/g

 

規制値:4MU/g(食品衛生法に基づく規制値)

1MU(マウスユニット):体重20gのマウスを15分で死に至らしめる毒の量