ここから本文です。
記者発表日時:2025年3月3日10時
担当部署名/環境部環境政策課政策班 直通電話/078-362-3156
民間企業・県内市町等と連携して脱炭素型ライフスタイルの浸透を目指す「ひょうご1.5℃ライフスタイルコンソーシアム」では、デジタル技術を活用した新たな取り組みを展開し、脱炭素社会の実現に向けた県民の行動変容を後押しします。
ひょうご1.5℃ライフスタイルコンソーシアム参加企業の株式会社スタジオスポビーが運営するアプリ「SPOBY」の県民向けコミュニティ「脱炭素エキデンひょうご」において、フードドライブ機能が令和7年3月5日(水曜日)から実装されます。
この機能が利用できるのは、生活協同組合コープこうべの運営する県内81店舗のフードドライブ拠点です。今後は順次、利用できるフードドライブ拠点を増やしていきます。
■「フードドライブ機能」とは
フードドライブとは、ご家庭で食べきれない食品を支援が必要な人に無償で提供する活動で、県では、「ひょうごフードドライブ推進ネットワーク」を構築し、県内33市町の388拠点(令和7年3月3日現在)と連携して県内全域で展開しています。
食品は調達・生産・廃棄段階において大量のCO2が排出されることから、食品ロスの問題は、地球環境に深刻な影響を及ぼしています。フードドライブは、こうした食品ロスに伴うCO2の排出を削減することにつながります。
今回新たに実装されるアプリのフードドライブ機能では、フードドライブでの寄付食品をアプリ上で登録すると、食品ロスの削減により抑制されたCO2排出量が計測されます。脱炭素量の成果を視覚的に確認できるため、さらなる環境意識の向上を図ることが期待されます。
県内のフードドライブ拠点について、GIS(地理情報システム)を活用したマップを作成し、「ひょうごフードドライブ」サイト上で公開しました。
県内33市町に388か所※(令和7年3月3日現在)ある拠点の情報が見つけやすくなり、より便利にフードドライブに取り組めるようになりました。
■ひょうごフードドライブ拠点マップ
https://experience.arcgis.com/experience/a4b8922549d84c49a418c63f60d75128
※一部、マップに掲載のない拠点もあります
「ひょうごフードドライブ拠点マップ」のイメージ
※脱炭素行動促進アプリ「SPOBY」とは
「SPOBY」は、個人の脱炭素活動によって生じた脱炭素量(CO2削減貢献量)をグラム単位で可視化し、個人の意識改革・行動変容を促します。
例えば、通常乗り物に乗って移動すべきところを歩行や自転車で代替移動することや、マイボトルの活用、コンポストの活用など様々な環境アクションによる脱炭素量を見える化し、たまった脱炭素スコアはご褒美特典と交換することができます。