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神戸港における「コガネヒアリ」の初確認

記者発表日時:2026年9月25日14時

担当部署名/環境部自然鳥獣共生課自然環境保全班  直通電話/078-362-3389

  1. 令和8年9月14日月曜日に神戸湾のコンテナヤードで確認されたアリについて、環境省が依頼した専門家による同定の結果、要緊急対処特定外来生物のコガネヒアリ(Solenopsis aurea)であることが確認されましたので、お知らせします。
  2. 本種は米国西南部からメキシコ北部にかけて分布するヒアリ類の一種で、日本国内で確認されるのは今回が初めてです。
  3. 本件は、環境省が実施する調査において、コンテナヤード及びコンテナ側面・底面から、働きアリ約20,000個体、羽アリ約500個体、無翅女王アリ約20個体、幼虫等多数が確認されたものです。
  4. なお、コガネヒアリが確認された場所は、一般の方は立ち入ることができないエリアです。また、本件に関して人的被害はありません。

経緯

  • 9月14日月曜日 環境省が実施する全国港湾調査の神戸港での調査において、調査事業者が、コンテナヤード内で、ヒアリ類と疑われるアリ約1,500個体が土中から出入りしていることを確認。確認場所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。回収したアリについて、環境省が専門家に同定を依頼。
  • 9月16日水曜日 環境省、神戸市が現地調査を実施し多数のアリを確認。確認場所周辺に殺虫餌(ベイト剤)を設置。
  • 9月17日木曜日 環境省、神戸市、港湾事業者等が、土中からの出入りが確認された箇所周辺およびその直上に蔵置されていたコンテナに対し、液剤(液体型の殺虫剤)等を用いた集中的な防除を実施。複数の無翅女王アリ及び多数の働きアリ、羽アリ、幼虫等を確認。
  • 9月21日月曜日 環境省から依頼を受けた専門家が、当該アリについてコガネヒアリ(Solenopsis aurea)であることを確認。

今回確認されたコガネヒアリについて

今回確認されたコガネヒアリは、これまでの累計で、働きアリ約20,000個体、羽アリ約500個体、無翅女王アリ約20個体、幼虫等多数です。本種はアメリカ南西部からメキシコ北部にかけて分布するヒアリ類の一種で、国内では初確認となります。

対応状況

引き続き環境省近畿環境局が行う発見場所における目視やトラップによる調査及び防除など、定着防止に向けた取組に神戸市とともに協力します。

なお、「ヒアリ類(要緊急対処特定外来生物)に係る対処指針を定める件(令和5年国土交通省・環境省告示第1号)」を踏まえ、環境省近畿環境局から関係機関に対して、以下が依頼されています。

  • 今回ヒアリ類の確認があったことから、当該コンテナヤード及びその周辺の点検等を適宜実施すること。
  • ヒアリやアカカミアリを含むヒアリ類と疑わしいアリをコンテナや積荷で確認した場合は、密閉等により逸出を防ぎ、速やかに環境省近畿環境局に連絡すること。
  • ヒアリ類の疑いがある場合には、外来生物法に基づき、環境省からコンテナや積荷等の移動制限又は移動禁止の命令が出される場合があること及びヒアリ類と同定後には当該コンテナや積荷等の消毒又は廃棄の命令が出される場合があることに留意すること。
  • 今後、環境省等が実施する調査に協力すること。

【参考】要緊急対処特定外来生物とは

外来生物法第2条第3項に基づき、「特定外来生物のうち、まん延した場合には著しく重大な生態系等に係る被害が生じ、国民生活の安定に著しい支障を及ぼすおそれがあるため、当該特定外来生物又はその疑いのある生物を発見した場合において検査、防除その他の当該特定外来生物の拡散を防止するための措置を緊急に行う必要があるもの」として政令で指定されています。当該生物の防除は国が行うこととされ、早期発見・拡散防止のための、物品、土地、施設等の検査、移動制限・禁止、消毒廃棄などの制度が設けられています。

今回確認されたヒアリ

workerhaneari

【左:働きアリ、右:羽アリ(雌)】

今回ヒアリが発見された場所

kobeko

ヒアリ類と疑わしいアリの発見時の対応について

ヒアリ類と疑わしいアリを発見された場合は、以下に留意するようお願いします。

<港湾事業者の皆様へのお願い>

コンテナ等の開封時等にヒアリやアカカミアリを含むヒアリ類と疑わしいアリを発見した場合、まずは刺激を避けつつ、コンテナ等のどの箇所にどの程度の生きたアリがいるか等の状況を確認してください。

  1. アリが少数しかおらず、密閉されたコンテナや積荷内等で逃げ出すおそれのない場合は、市販のスプレー式殺虫剤等でその場で駆除してください。その上で、環境省近畿環境局に速やかに連絡し、取扱いについて相談してください。
  2. 多数の生きたアリの集団がいる(と予想される)場合は、コンテナ等の扉を閉めて、逃げ出さないよう静置してください。その上で、環境省近畿環境局に速やかに連絡し、取扱いについて相談してください。コンテナ等の外で確認された場合についても同様に連絡をお願いします。可能であれば、強粘着の布ガムテープ等でコンテナの目張りをするなど、アリが逃げ出さないように対応してください。

詳細については、「ヒアリの防除に関する基本的考え方Ver.4.2」を参照してください。

https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/file/hiariboujo.pdf

また、対象事業者がとるべき措置について定めた「ヒアリ類に係る対処指針」に関する情報は以下ウェブサイトの「■ヒアリ類(要緊急対処特定外来生物)に係る対処指針について」を参照してください。

https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/04_business/index.html

 

<県民の皆様へのお願い>

疑わしいアリを発見された方は、以下に留意するようお願いします。

ヒアリの詳しい特徴や注意事項、見つけたときや刺されてしまった場合の対処方法などについては下記を参照してください。

「要緊急対処特定外来生物ヒアリに関する情報」

https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/hiari.html

【お問い合わせ先】

ヒアリやアカカミアリを含むヒアリ類と疑わしいアリを発見した場合や、ヒアリの特徴等の一般的な問合せ、健康被害の問合せ等については、「ヒアリ相談ダイヤル」を御利用ください。

  • 受付日:土日祝を含む毎日(12月29日~1月3日は除く)
  • 受付日時:午前9時から午後5時
  • ヒアリ相談ダイヤル 0570-046-110

チャットボット(自動会話プログラム)による情報提供や相談受付等も行っています。

以下のURLから、24時間、365日御利用いただけます。

「アリーのヒアリ相談チャットボット」

https://www.env.go.jp/nature/intro/2outline/attention/05_contact/index.html

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