令和4年度に県こども家庭センターが受け付けた児童虐待相談の状況を次のとおり取りまとめましたので、発表します。
1 相談受付件数の状況
令和4年度の児童虐待相談受付件数は、5,710件となっており、令和3年度と比べて、94件減少(前年度比98.4%)したものの、高止まりの状況にある。なお、児童虐待相談受付件数は、平成25年度以来10年ぶりに前年度を下回った。
2 相談種別の特徴
心理的虐待が3,512件と最も多い(構成比61.5%)。これは面前DVが、児童虐待(心理的虐待)にあたるとの認識が拡がり、警察経由の相談の増加が原因と考えられる。
【参考:県内市町の児童虐待相談の状況】
県内41市町の児童相談窓口での児童虐待相談は10,397件で、令和3年度(10,788件)より391件、3.6%減少している。