1 開催趣旨
“森林は県民共通の財産である”との理解のもと、本県は、公的関与による森林管理の徹底や「里山林の再生」などを「新ひょうごの森づくり」として平成14年度から独自に展開してきました。
そのような中、スギ・ヒノキ人工林については、対策が充実する一方で、農村の過疎化や高齢化等により里山林を管理する担い手が一層減少しつつあり、里山林をいかに維持管理して行くかが、森づくりにおける課題として顕在化しつつあります。
そこで、県民が里山への理解を深めるとともに、里山を守り育てる意識醸成の場として位置づけ、ひょうご里山フェスタを開催します。
2 開催にあたっての重点方針
開催市町である姫路市が「姫路市ふるさと百年の森構想」に基づき、森林はすべての市民の財産であるとの認識のもと、参画と協働による森づくりを進めていることや、ゼロカーボンシティを宣言し、地域環境保全に積極的に取り組んでいることを踏まえた企画・運営とします。
3 開催日時
令和5年10月22日(日曜日)9時30分~15時00分
・式典:10時10分~12時00分
・ステージイベント:12時10分~14時45分
・出展ブース:9時30分~15時00分
4 開催場所
大手前公園(姫路市本町地区)
5 開催テーマ
豊かな里山を未来へ ~今、私たちができること~
6 主催
ひょうご里山フェスタ2023実行委員会(兵庫県、姫路市、(公社)兵庫県緑化推進協会、(公社)ひょうご農林機構で構成)
7 協力
兵庫県森林ボランティア団体連絡協議会、ひょうご森のインストラクター会 ほか
8 後援
兵庫県市長会、兵庫県町村会、(一社)兵庫県林業会議、国立研究開発法人 森林研究・整備機構森林整備センター 神戸水源林整備事務所、兵庫県漁業協同組合連合会、兵庫県消費者団体連絡協議会、兵庫県生活協同組合連合会、兵庫県商工会議所連合会、兵庫県商工会連合会、兵庫県猟友会、朝日新聞神戸総局、毎日新聞社神戸支局、読売新聞神戸総局、産経新聞社、共同通信社神戸支局、神戸新聞社、サンテレビジョン、NHK神戸放送局、Kiss FM KOBE 、ラジオ関西
9 参加予定者
5,000人
10 開催に当たってのポイント
里山林整備の担い手として期待される森林ボランティアの若返りが進んでいないことから、若年層が里山に対する興味を持つきっかけとなるよう、担い手として期待される若年層をターゲットとしたステージイベントや体験メニューなどを充実させます。※
※学生で構成するユースサポーターを実行委員会に付属して設置し、企画の一部を検討
【ユースサポーターについて】
県内で森林や緑化等について学ぶ大学生等による「ユースサポーター」を実行委員会に付属する組織として設置する。ユースサポーターは、ステージイベントや体験メニューのアイデア出し、SNS等による広報などのイベント運営サポートを担当します。
11 内容
(1)式典
【プロローグ演奏】姫路市消防音楽隊(10時10分~10時50分)
【開会宣言、知事表彰 等】(11時00分~12時00分)
1.開会宣言
2.主催者(兵庫県・姫路市)挨拶
3.来賓(兵庫県議会・姫路市議長)祝辞
4.来賓紹介
5.林業・緑化関係表彰と感謝状贈呈
6.森林ボランティア活動報告
7.姫路市立安富北小学校生による宣誓
8.記念樹贈呈
9.次期開催市(宝塚市)挨拶
(2)ステージイベント
○姫路市立安富北小学校生による太鼓演奏
◯メダカのコタロー劇団による里山をメインとした参加型の演劇(第1回目:12時45分~13時15分、第2回目:13:45~14時15分)
◯ユースサポーターのアイデアによるもの(第1回目:13時15分~13時45分、第2回目:14時15分~14時45分)
(3)出展ブース(9時30分~15時00分)
◯展示・PRブース
・森林・防災パネル展示(災害に強い森づくり、森林関係団体の活動紹介など) ほか
◯体験ブース
・木工体験、木工クラフト ほか
◯デモンストレーション
・土石流実験装置のシミュレーション ほか
◯飲食
・市内団体等による地元食材等の販売、ジビエ料理 など
12 交通対策
◯来場者用の臨時駐車場は、確保する予定はありません。
※来賓・出展者・イベント従事者等関係者の臨時駐車場は確保いたします(関係部局と調整中)。
◯姫路駅から徒歩で約10分程の徒歩圏での開催のため、シャトルバスによる送迎は行いません。
◯来場者の安全確保及び来賓・出展者・イベント従事者等関係者用臨時駐車場の交通対策として、今後、交通整備員の配置など必要な対策を講じます。