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竜山石(宝殿石)
概要
- 硬度・粘度が高く加工が容易で、色彩に富み、周囲との調和がとりやすい
- 色調は青竜山石・黄竜山石・赤竜山石がある
起源・沿革
竜山石とは高砂市にある竜山付近から産出する石の総称で、宝殿石とも呼ばれる。竜山石という名の由来は、山のふもとに竜の頭に似た岩石があったことにより竜山と呼ばれ、そこから採石される石なので竜山石と呼び出した。
硬度・粘度が高く加工が容易で、色彩に富み、周囲との調和がとりやすい。色調は青竜山石・黄竜山石・赤竜山石がある。赤竜山石は現在採石されておらず希少価値が高まっています。
これまで白亜紀(約1億年前)の火山活動によって噴出した火山灰が凝固してできた流紋岩質溶結凝灰岩とされてきたが、近年は調べにより当時周辺はカルデラの底に沈んでいたことがわかり、水中に噴出したマグマが水によって急速に冷却されてできたハイアロクラスタイトであったことが判明している。
竜山石は古代には石棺に多く使われていたが、江戸時代慶長年間頃から城の石垣や土台石等の建築構造資材として各地に出荷された。その後、大名等特権階級に独占されていたが、宝永7年(1710年)に解禁されて以来広く一般に利用されるようになった。明治から昭和初期にかけて優れた建築資材として広く活用され、現在も建築資材を主に板石・延石などを生産しており、加工に適した性質を活かして室内外の装飾材として使用されている。生産工程図(PDF:19KB)
その他特記事項
- 雑割石:奥行き350mm内外の四角錐の石で、公園・河川等の石垣に使用される。全生産量の6割を占め、大部分が見込み生産である。
- 板石:厚さ20mm切削仕上げなど、用途・注文に応じて加工する。
- 延石:公園等の縁石や住宅工事など注文により加工する。
- 原石:建築石材が主な用途で板石に加工され壁・土間などに使用される。
- 加工:最近では雑貨やオリジナル商品の製作にも応じている。
問い合わせ先
宝殿石材事業協同組合
住所:〒676-0807高砂市米田町島763
電話:079-432-3778
FAX:079-432-3778
事業活動
- 県、各市町(土木事務所)へ利用促進の陳情
- 近畿地区を中心に設計事務所へ見本石、パンフレットの配付
- 石材販売店等の販路開拓活動
- 竜山石の周知活動
- 石装飾品の製作
- 小学生等を対象としたワークショップの実施