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フランス アヴェロン県の概要

グラン=コース地方自然公園
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- 面積
8,735km2
- 人口
279,736人(2022年)
- 自治体政府所在地
ロデーズ(人口24,136人、2022年)
※主要都市:ミヨー
※市町村数285
- 気候・地理
大陸性気候(冬)、海洋性気候(春、秋)
中央高地南東部にある「グラン・コース(Grands Causses)」と呼ばれる石灰岩の高原地帯に位置しています。夏は冷涼で過ごしやすいですが、冬は寒さが厳しい。中央高地と地中海の両方の影響を受けて、県の南北で気候は少し異なります。
- 主要産業
ロックフォールチーズに代表される畜産業が盛んで、ライヨールナイフ(ソムリエナイフ)の生産地としても知られています。
- 特徴・魅力
フランス中西部、ミディ・ピレネー地方に属し、自然豊かで中世の街並みが残っています。県北西部にあるコンクは「フランスで最も美しい村」の一つにも選ばれており、サント・フォワ修道院とドゥルドゥ川に架かる橋については、キリスト教の聖地であるサンティアゴ・デ・コンポステーラへの巡礼路の一つとなっています。また、タルン川渓谷に架かるミヨー橋は、主塔の高さがエッフェル塔よりも高い橋として有名です。
- 交流内容
自然との触れ合いをテーマにした交流を促進するため、2000年11月に「経済・環境・学術・文化についての共同の取り組み」にかかる調印文書を交わしました。ベルキャステル村にある橋を「アヴェロン・ひょうご友好の橋」と命名しているほか、2018年にはロデーズ市にあるスーラージュ美術館に県立美術館所蔵作品を貸し出して「具体・空間と時間展」を開催しました。また、柔道指導者のアヴェロン県への派遣などがきっかけとなり、2020年東京オリンピックのフランス柔道チームの姫路市での事前合宿が決定するなど、活発な交流を展開しています。2024年には、県立美術館においてスーラ―ジュ美術館の協力のもと、両県の20年をこえる友好提携を記念し、1950年代から交流のあった画家のピエール・スーラージュ(1919-2022/アヴェロン県出身)と書家の森田子龍(1912-1998/兵庫県出身)の展覧会を開催しました。