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令和7年度但馬地域消費生活相談状況

記者発表日時:2026年6月29日10時

担当部署名/但馬県民局県民躍動室但馬消費生活センター  直通電話/0796-23-1490

令和7年度但馬地域消費生活相談状況

○令和7年度の但馬地域の消費生活センター(但馬消費生活センター、3市2町の窓口、たじま消費者ホットライン)の相談件数は、若年層から高齢者層まで幅広い年齢層から、1,959件の相談(前年同期比110.2%、前年度相談件数1,777件)が寄せられました。

○相談者(契約当事者)の内訳は、年齢別では60歳以上が半数以上(57.9%、1,134件)を占めており、割合、件数とも高い水準で推移しています。

 最近は、高齢者のスマホ利用が増える中、メールや不審な電話から個人情報をだまし取られるなどのトラブルに巻き込まれるケースが増えています。

〇 若年層の相談は減少しましたが(R6 133件→R7 99件)、依然、ゲームでの課金トラブルやSNSでの不審なメッセージなどの相談が多くなっています。

〇 品目別の相談は商品一般(商品やサービスが特定されない架空請求)が約2割を占めており、昨年同様高い傾向にあります。

〇相談内容の特徴としては、「見知らぬカード会社から覚えのない請求が届く」「警察官を騙った不審な電話がかかる」「大手通信会社を名乗った、携帯電話の未納金請求の電話がかかる」など、詐欺に関する相談が急増しました。

 また、定期購入に関する相談も依然として高い水準で推移しています。ネット通販やスマホ広告から主に化粧品、医薬品類等の注文や購入に関する相談で、「初回無料」や「お試し」のつもりが「定期購入」になっていたり、スマホやパソコンで入力操作中に自分では認識がないままに注文が完了していたなどのトラブルが目立ちました。

1 令和7年度の但馬地域管内(但馬消費生活センター 3市2町の窓口 たじま消費者ホットライン)の相談状況

(1)相談件数

区 分

7年度

6年度

相 談 件 数

1,959件

1,777件

うち あっせん件数※

 411件

 375件

※「あっせん件数」とは、消費生活センターが消費者と事業者間のトラブルに介入し交渉した件数。現在あっせん中の相談は含まない。

 

(2)相談内容の内訳

 相談内容の内訳については[別紙]を参照

令和7年度但馬地域の主な相談事例 

 事例1:警察官を騙る詐欺トラブル(相談者80歳代男性) 

 遠方の警察官を名乗る者から「こちらで逮捕した者の自宅から貴方名義の通帳と携帯電話が出てきた。このままだと貴方を逮捕することになる」と言われて、その後連日電話がかかる。今朝は預金通帳を見せるように言われ、家まで来るのかと不審に思って電話を切った。

警察官を騙る特殊詐欺について情報提供し、今後も電話がかかる可能性もあるが、一切相手にしないよう助言した。また最寄りの警察署に通報するよう案内した。

 事例2:SNSによる投資詐欺トラブル(相談者20歳代女性) 

 SNSで知り合った人から勧められて仮想通貨取引を始め、相手に4回にわたって計80万円を振り込んだ。初めは利益が出て出金できたがその後は出金するのに200万円近く振込む必要があると言われた。警察か弁護士に相談する場合どうしたらよいか。

SNSをきっかけとした投資詐欺の事例について情報提供し、注意喚起を行った。これ以上送金しないよう助言し、振り込め詐欺救済法に基づく口座凍結について説明し、警察署へ相談するよう助言した。

 事例3:不審な電話(相談者80代男性) 

 宅配業者から固定電話に「荷物が届いている。9番を押して」と自動音声の電話があり、住所と氏名、生年月日を聞かれたので答えてしまった。個人情報を悪用されないか心配。

自動音声による不審電話について説明し、相手に伝えた情報で金銭的な被害につながることは考えにくいと伝え、今後も不審な電話には出ずに無視するよう助言した。

 事例4:定期購入トラブル(相談者80歳代女性)

 SNSの広告から1回限りのお試しだと思い1,980円の目薬を注文しコンビニで支払った。後日同じ商品が届いたが身に覚えがないと放っていたら先日10,350円の請求書が届いた。定期購入に申し込んだ覚えもないので支払いたくない。

センターから当該事業者に連絡し相談者からの申出内容を伝えたところ、返品確認後に請求を取り下げると回答があった。相談者へはネット通販などにおける注意点等を説明し、十分気をつけるよう伝えた。

2 被害防止のための対策について

 消費生活センターでは、学校や地域での消費生活出前講座の実施、新聞、県・市町広報誌等へのトラブル事例の記事投稿、消費生活イベントの開催、FMラジオによる消費生活全般のタイムリーな話題提供などを行い、被害防止に努めるともに消費者相談窓口の周知を図っています。

 

 

☆不安を感じたり、困った時は一人で悩まず、直ちにお近くの消費生活センターに相談してください。

 ○但馬消費生活センター:0796-23-0999

 ○たじま消費者ホットライン:0796-23-1999

 ○各市町消費生活センター又は局番なし 188