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更新日:2025年6月9日
令和7年6月9日配付
総務常任委員会付託
兵庫県政記者クラブの運営による定例記者会見に関する件
1 受理番号 第42号
2 受理年月日 令和7年6月3日
3 紹介議員 白 井 たかひろ
4 請願の要旨
現在、総務部秘書広報室広報広聴課は、兵庫県政記者クラブによる定例記者会見の運営を、兵庫県政記者クラブに所属するマスコミ各社が月次で選任される幹事社に委ねる形で実施している。
しかしながら、同記者クラブから参加を認められている一部記者による知事への誹謗中傷とも取れる不適切な発言、不規則な言動、さらには会見時間の無秩序な延長などが常態化しており、報道の自由の名の下に看過できない状況となっている。これらの事態は、全国的に見ても異例であり、県政の品位と信頼を著しく損なうものであると、多くの県民からも憂慮の声が上がっている。
毎週行われる記者会見後には、広報広聴課に対し、県民から意見や苦情が多数寄せられており、現状の改善が強く求められている。
よって、県に対して下記事項を要望する。
記
1 兵庫県政記者クラブによる定例記者会見について、健全かつ節度ある運営が行われるよう、県として適切な指導を行うこと。
2 記者クラブに対して、参加記者による表現の自由の範囲を逸脱した非礼な言動や誹謗中傷が行われないよう、クラブ内部の規律やガイドラインの整備を促すこと。また、記者クラブの運営方針に著しく反する行為を行う記者の参加を適切に制限するよう求めること。
3 定例記者会見は、本来、兵庫県の課題解決、観光振興、産業発展等の取組を広く発信し、地域の活性化や県民への説明責任を果たす場であることを再認識し、運営においてその趣旨が損なわれないよう最大限配慮すること。
4 記者会見の趣旨と役割について、県及び記者クラブ双方が改めて確認し、県民にとって有益な情報提供の場となるよう協働して取り組むこと。
5 総務部秘書広報室広報広聴課は、記者クラブの運営に対して単なる形式的な委任ではなく、管理監督する責任があることを再認識し、不適切な運営が認められた際には、県政に悪影響を及ぼすことのないよう、適切かつ迅速な対応を講じること。
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