山陰近畿自動車道「城崎道路」の新規事業化に関する知事コメント（令和5年3月31日）

山陰近畿自動車道は、城崎温泉や湯村温泉をはじめ、但馬地域の観光・産業の振興に寄与し、救急や防災の観点からも大きな効果が期待できる道路であり、早期の全線完成が必要です。現在、「浜坂道路Ⅱ期」においてトンネル工事等を、「竹野道路」においては用地買収に向けた調査設計を進めているところです。

そのような中、このたび、「城崎道路」（豊岡北～城崎温泉）について、来年度、国代行事業により、道路整備に着手されることとなりました。

国代行事業については、脆弱な地質区間でのトンネル施工など、高度な技術力が必要であるため、要望していたものです。要望が実現したことを歓迎し、全線完成にまた一歩近づいたことに感謝いたします。

本県としても、「城崎道路」の整備が円滑に推進されるよう、地元豊岡市と連携し、協力してまいります。

今後とも、山陰近畿自動車道全線の一日も早い開通をめざし、全力で取り組んでまいります。

令和5年3月31日

兵庫県知事　齋藤　元彦