拉致被害者有本恵子さんの父、明弘さんのご逝去についての知事コメント（令和7年2月17日）

本日、有本恵子さんのお父様である有本明弘さんの訃報に接し、心からお悔やみ申し上げます。

恵子さんが北朝鮮の拉致被害に遭われてから42年。恵子さんの一日も早い帰国を願い、奥様の嘉代子さんとともに政府への要望や国民への呼びかけなど、懸命に取り組んでこられました。

県が実施する啓発事業にもご参加いただき、拉致問題の解決に向けた切実な思いをお伺いしていただけに、このたび、恵子さんの帰国がかなうことなく、お亡くなりになられたことは、大変ご無念であったろうと推察いたします。

一日も早い拉致問題の解決に向け、県としても知事の会や家族会、救う会などと連携し、すべての拉致被害者等の早期帰国に向けた国への働きかけや機運醸成に全力を尽くしてまいります。

謹んでご冥福をお祈りします。

令和7年2月17日

兵庫県知事齋藤元彦