
ここから本文です。
手足口病とは
夏に乳幼児を中心に流行する感染症です。口の中や手のひら、足の裏などに水ぶくれのような発疹ができ、発熱を伴うこともあります。1週間ほどで自然によくなります。ただ、口の中の発疹が痛むため、食事や水分をとりにくくなることがあります。
おうちでのケアで大切なこと
大切なことは脱水を防ぐことです。経口補水液などの飲みやすいものを少しずつ飲ませましょう。食事はゼリーやプリンなどの喉ごしが良いものを選びましょう。
こんなときは医療機関へ
ごくまれに髄膜炎や脳炎などを起こすことがあります。次のような様子が見られたら受診してください。
・水分がとれず、半日以上おしっこが出ていない
・高熱が続く、ぐったりしている
・呼びかけへの反応が鈍い、ぼんやりしている(意識障害)
・全身または体の一部がひきつける(けいれん)
まわりにうつさないために
手足口病の原因となるウイルスは鼻水や唾液(つば)、水ぶくれの内容物や便に含まれています。
・排便後やおむつ交換後、食事の前に石けんと流水による手洗いを行いましょう。症状が治ったあとも2~4週間ほど便にウイルスが排泄されるので、回復後もトイレやおむつ交換のあとには石けんと流水での手洗いを続けましょう。
・ウイルスがタオルを介してうつる可能性があるので、タオルの共用を避けましょう。
・人の手がよく触れるところ(おもちゃやドアノブなど)は清潔に保ちましょう。
保育所・学校はいつから?
発熱がなく全身状態が良好で、普段どおり食事や水分が摂れるようになれば、登園・登校は可能です
※兵庫県立こども病院、感染対策部、新谷看護師、水野医師、末田医師
2026年第24週掲載
お問い合わせ
県内の発生状況についての情報提供
週報2026年第32週(2026年8月3日~8月9日)
手足口病の定点あたり患者数は、今週3.66人(先週5.19人)と減少しました。
地域的には、神戸市、尼崎市、西宮市、明石市、伊丹、加古川、加東、赤穂、福崎及び豊岡の県内10保健所管内で、定点あたり患者数が警報レベルとなっています。
感染経路は飛沫感染、接触感染、糞口感染などです。保育園や幼稚園などの乳幼児施設では、手洗いの励行と排泄物の適正処理が感染予防の基本です。
新型コロナウイルス感染症の定点あたり患者数は、今週1.81人(先週1.60人)と増加しました。
地域別では加東保健所管内が3.50人と最も多く、朝来保健所管内3.00人、宝塚保健所管内2.80人となっており、年齢別では1~4歳が41%、5~9歳が22%、10~19歳が15%となっています。
社会福祉施設等においては、今週1件(先週0件)の集団発生が報告されています。
水痘の定点あたり患者数は、今週0.41人(先週0.36人)と増加しました。
地域的には、加古川保健所管内で注意報レベルとなっています。
基幹定点把握対象感染症の罹患数(※括弧内は定点あたりの患者数)
無菌性髄膜炎 8人(0.57人)、マイコプラズマ肺炎 4人(0.29人)、クラミジア肺炎(オウム病を除く) 1人(0.07人)
ダニ媒介感染症(重症熱性血小板減少症候群・日本紅斑熱)として、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)の報告が今週は2人あり、今年の累積患者数は7人となりました。また、日本紅斑熱は今週1人、今年の累積患者数は8人となっています。
マダニの活動が活発となる春から秋にかけて、ハイキングや草むらに入る場合は、長袖、長ズボン、足を完全に覆う靴を着用して肌の露出を少なくする、虫よけスプレーを活用する、帰宅後すぐに入浴し着替えるなどの予防対策が必要です。また、山野へ入った2週間以内に発熱や発疹が出た時はすぐに受診し、その時の行動を伝えることが重要です。
腸管出血性大腸菌感染症は、今週5人の報告があり、今年の累積患者数は53人となりました。
2026年第32週(2026年8月3日~8月9日)
週報(PDF:341KB)
週報集計表(保健所別、年齢階級別、週別)(エクセル:84KB)
週報集計表(全数把握、累計、週別)(エクセル:22KB)
月報
2026年6月(2026年6月1日~6月30日)
月報集計表(保健所別、年齢階級別、月別)(エクセル:52KB)
病原体検出情報(エクセル:12KB)
他の集計表(ダウンロードのページへ)