更新日:2023年10月20日

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入退園と自立支援について

入園について

  • 明石学園の入園については、主に児童相談所(兵庫県こども家庭センター)が窓口となり、各こども家庭センターのケースワーカーと相談の上、入園の手続きが取られます。
  • 入園の方向が決まると、原則、入園予定の子どもとその保護者等で見学を行い、明石学園の職員から、園での生活やルールの説明を受け、入園に備えます。

一人一人に合った支援

  • 学園の子どもたちは、入園する原因になった問題も、家庭環境も、それぞれの子どもが持つ特性も様々です。私たちは、一人一人の子どもに合った目標を立て、その目標を達成するための個別の計画を作ります。これを自立支援計画と呼んでいます。
  • この自立支援計画は、年に3回、こども家庭センターの担当ケースワーカーおよび子ども自身と一緒に達成できたかどうかを評価し、新しい計画を作り直します。
自立支援計画の策定
  • 策定にあたっては、処遇検討会を開き、担当職員だけでなく、移動寮やクラブ活動で携わる職員、心理担当の職員等からの意見を踏まえ策定します。

自立支援計画に基づいた支援
  • 策定した自立支援計画は、担当職員から子どもに説明を行います。
  • 日課、クラブ活動、作業などを通して子どもの自立を支援していきます。

評価、見直し
  • こども家庭センターや子どもと自立支援計画の達成を評価します。
  • 必要に応じて医師のアドバイスをもらい、自立支援計画や指導に反映します。

新しい自立支援計画の策定

 

退園に向けて

  • 学園生活を通して個々の成長を促すと同時に、退園後の生活を安定させるため、家族との定期的な面会や一時帰省などを実施するとともに、子どもに合った進路や新しい生活の場を調整します。
  • 退園の時期、退園後の生活の場、進路等に関しては、子ども自身の目標達成の程度や、家族や地域との関係や調整の進み具合を総合的に判断し、子どもとその家族、こども家庭センター、原籍校等との協議を重ねながら決定します。

アフターケア

  • 退園後も定期的にアフターケアを行い、子ども本人、家族、関係機関の相談に応じています。具体的には、電話連絡、学園での面接、家庭訪問等を行い、退園後の生活における困りごとを聞くとともに、必要に応じて関係機関を交えて一緒に改善策を考えていきます。

お問い合わせ

部署名:福祉部 児童家庭課 県立明石学園

電話:078-942-1572

FAX:078-941-1264

Eメール:Akashigakuen@pref.hyogo.lg.jp