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県内には優良な古民家が数多く存在しますが、その価値を認識されないまま解体されていくケースが多くなっています。
県では、既存ストックの有効活用、伝統的木造建築技術やまちなみ景観の維持・継承を目的として、地域の大工・建築士等による古民家再生を支援する「古民家再生促進支援事業」を実施します。
次に掲げる要件に該当する住宅又は歴史的建築物※
※歴史的建築物
次に掲げる要件のいずれかに該当する住宅
上記の再生提案や自主的に再生提案(自主提案)を行った古民家のうち、地域活動や交流の拠点、宿泊体験施設、店舗等地域の賑わいや活性化に資する施設(地域交流施設等)や賃貸住宅(歴史的景観形成地区等に存するものに限る)として再生するものについて、改修工事費助成を行います。
対象経費区分に応じて、補助額が定められています。補助額は、市町が当該古民家の改修に要する費用に対して補助する額を上限とします。
対象経費区分 |
補助額 |
|
---|---|---|
古民家 |
500万円未満 |
対象外 |
500万円以上1000万円未満 |
250万円 |
|
1000万円以上1500万円未満 |
400万円 |
|
1500万円以上 |
500万円 |
|
古民家のうち 歴史的建築物 |
500万円未満 |
対象外 |
500万円以上1000万円未満 |
250万円 |
|
1000万円以上2000万円未満 |
500万円 |
|
2000万円以上3000万円未満 |
850万円 |
|
3000万円以上 |
1000万円 |
兵庫県まちづくり部住宅政策課住宅政策班
TEL:078-341-7711(内線4889)
※本補助金は、一時所得として所得税の課税対象となる場合があります。国庫補助金等に係る総所得不算入の申告等については、税務署又は税理士にご相談ください。
※補助の申請をされる際はこちらをご確認ください→補助申請の手引(令和4年度版)(PDF:1,495KB)
※実績報告をされる際はこちらをご確認ください→実績報告の手引(令和4年度版)(PDF:862KB)
県民の古民家に対する関心を一層高め、建築士や大工等建築関係者の知識蓄積に寄与するとともに、古民家の活用を促進し、活力ある地域社会の実現に繋げるため、下記のとおり、令和3年度に実施した再生提案や令和元年度の改修事例の紹介について動画配信を行います。
【配信方法】
録画配信サービス(Vimeo)を利用して配信します。
視聴に必要なURLは申込時に記入いただいたメールアドレスに送付します。
【配信期間】
令和4年3月28日(月曜日)~令和4年4月17日(日曜日)
【申込方法】※令和3年度の申込受付は終了しました
以下の(1)、(2)又は(3)のいずれか
※電子申請システムでのお申込みを推奨します。
(1)兵庫県電子申請システム(e-ひょうご)
URL:https://www.e-hyogo.elg-front.jp/hyogo/uketsuke/form.do?id=1643606486418
(2)兵庫県住宅政策課あてEメール
住宅政策課メールアドレス:jutakuseisaku@pref.hyogo.lg.jp
※Eメールの場合は、以下の必要事項を記載してください。
【1.氏名、2.勤務先(又は学校名)、3.電話番号、4.メールアドレス】
(3)FAX
※FAXの場合は、別添チラシ裏面を参照してください。
【申込締切】令和4年3月23日(水曜日)
【申込後の流れ】
申込締切後(3月24日以降)、参加者の皆さまに配信URLをお送りします。
事業創設から10年余りが経過し、県内における地域活性化に向けた古民家再生に関するこれまでの取組を広く紹介するため、この事業を活用した古民家改修事例を中心に取りまとめた小冊子「ひょうごの古民家再生十年の軌跡」を発行しました。
県内の古民家をレストランや喫茶店、農家民宿などへの利活用に取り組んだ“達人”や“先輩”のインタビューなども併せて掲載しています。
これから古民家の利活用をご検討の方、古民家を再生して地域の活性化につなげたいと考えている方は、是非ともご覧ください。
なお、当冊子は、ひょうご住まいサポートセンターのほか、お近くの県民局・県民センター、各市町の担当課窓口等で配布しています。
あわせて、10年間実施した事業の検証を実施しました。
詳しくはこちらからご覧ください。
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