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毎年好評で今年で17回目となる播州織のPR・展示即売会が社総合庁舎本館と県庁1号館で開催されました。
播州織は、糸を先に染め、染め上った糸で柄を織る「先染織物」という手法が特徴です。国内先染織物の約60%のシェアを占め、自然な風合い、豊かな色彩、肌触りのよい生地に仕上がり、シャツやハンカチなど様々な身近な製品に加工・販売されています。
加古川水系の豊富な水資源に支えられてきた産地では以前から、水質保全に尽力し、繊維廃棄物や余剰糸を再資源化・再利用する等、自然との共生をテーマにSDGsにも積極的に取り組んでいます。
播州織を巡る歴史・文化探訪、工場見学・縫製加工体験などが、産業や歴史の現場(フィールド)を展示館(パビリオン)に見立てた「ひょうごフィールドパビリオン」のプログラムに認定されています。
現在、フィールドパビリオンのいくつかのプログラムが一足早く体験できる「フィールドパビリオン利用促進サマー」や「県民モニター」が実施されています。子供たちの自由研究や、家族での思い出づくりに、北播磨地域のフィールドパビリオンに出かけてみませんか?
北播磨県民局長 成田 徹一
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