更新日:2023年6月1日

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RR併用工法設計ソフトのダウンロードについて

RR併用工法設計ソフト図ロープネット・ロックボルト併用工法は、平成7年1月17日に発生した阪神・淡路大震災を契機として、地震に強い治山工法の開発・推進を図るため、「森林土木効率化等技術開発モデル事業」により開発され工法です。

「RR併用工法設計ソフト」(以下ソフトという。)は、ロープネット・ロックボルト併用工法の設計を支援するための設計計算システムです。

ロープネット・ロックボルト併用工法の周知のため、ソフトは、使用許諾内容に同意することで利用することができます。

ロープネット・ロックボルト併用工法は、斜面の変形及び破壊状態に対応して各部材が効果を発揮することにより、変形抑制する機能を有する構造です。関係する論文を掲載していますので、通常の土木工事と異なる設計概念を理解した上でソフトをご活用下さい。

ロープネット・ロックボルト併用工法

設計・施工指針(案)

https://web.pref.hyogo.lg.jp/nk15/documents/01rr_shishin_r0304.pdf(PDF:3,633KB)

(設計・施工指針PDF)

https://web.pref.hyogo.lg.jp/nk15/documents/02rr-tenpushiryou_r0304.pdf(PDF:8,221KB)

(設計・施工指針添付資料PDF)

関係する論文

潜在崩土層分布を利用した表層崩壊発生位置に関する研究(外部サイトへリンク)

山腹表層崩壊発生位置の予知に関する一研究(外部サイトへリンク)

 

機能・適用範囲

ソフトは、主として常時・地震時の斜面安定計算ならびに地震時の設計検討を支援する目的で以下の4つの機能を有します。

基本条件の入力

多平面安定解析(常時・地震時の安定計算)

すべり変形計算(地震時:二層構造の検討)

せん断変形計算(地震時:単層・二層構造の検討)

常時検討(必要抑止力の算定や対策工配置計画)は本システムでは対応していないため、市販ソフトで計算し、その結果を利用ください。

動作環境

本システムの動作環境は以下の通りとする。(令和4年10月ver1.00)

パソコン

Windows10が動作する機種

基本ソフトウェア

Windows10

CPU/メモリ

基本ソフトウェアで推奨する容量以上であること

ハードディスク

インストール容量 約100MB

ディスプレイ

1,280×800以上の解像度(High Color以上の表示色)

プリンタ

基本ソフトウェアに対応した機種

その他

(計算書出力等)

PDF閲覧ソフト

Microsoft Word 2016~2019推奨

Microsoft Excel 2016~2019推奨

設計ソフトに関するお問い合わせ

本ソフトに関するお問い合わせは、下記サポートデスクまでお願いいたします。なお、サポートについては、県の受託業務に関する範囲に限定します。

五大開発サポートセンター】

pp-info@godai.co.jp

ソフトウェア使用許諾契約

本ソフトをダウンロードする際は、下記ページの使用許諾契約内容を必ず最初にお読みいただき契約内容に同意の上、ソフトを利用してください。

[ソフトウェア使用許諾]

RR併用工法設計ソフト使用許諾契約について

リリースノート

2023年3月24日 Version 1.02

  1. 複数の地層線を入力した際、ブロック分割が正しく行えずに分割後の一部の地形が消える場合がある不具合を修正しました。
  2. 多平面安定解析-ブロック分割にて、ブロック分割を更新する際、計算結果をクリアする処理を追加しました。

2022年3月14日 Version 1.01

  1. すべり変形計算、せん断変形計算の計算・出力画面にて、[計算開始]ボタンを押した際、余長が0.00mのロックボルトが1本でもあると、確認メッセージを表示するようにしました。
  2. 対策工配置にて、余長の初期値を空白に変更しました。
  3. 局所破壊のWord出力にて、不動地山の有効定着長を下3桁表記に変更しました。

2021年3月25日 Version 1.00

  1. 初版

お問い合わせ

部署名:農林水産部 治山課 計画班

電話:078-362-3471

内線:4145

FAX:078-362-3952

Eメール:chisanka@pref.hyogo.lg.jp