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更新日:2023年9月27日

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【地域コミュニティに参加する】笑顔あふれるまちづくりに協力する

平成16年度から平成29年度にかけて、兵庫県では県民一人ひとりが身近な地域を舞台に、多彩な分野で実践活動・交流、生涯学習、情報収集・発信等に取り組むことができるよう、活動の場づくりと活動への助成を行う「県民交流広場事業」を実施。「県民交流広場」とは、身近なコミュニティ施設などを活用して整備される活動の場と、そこで営まれる住民による手づくりの活動を総称したもの。そうした「県民交流広場」の拠点機能が今後も発揮されるよう、平成30年度から令和3年度にかけて備品の更新・購入に対する補助事業「県民交流広場を活用した地域力の強化事業」を行った。

また、県では、自治会(町内会)が中心となって、PTAや婦人会など地域安全まちづくり活動を行っている他の団体にも呼びかけて活動を行うグループを支援。地域でのつながりが希薄になってきた今、子育て支援や高齢者の見守りなどを行う地域コミュニティの構築を目指す取組みに対しても支援を行っている。

県民交流広場を活用し、地域力の強化を目指す

兵庫県では、「参画と協働による兵庫づくり」の具体の支援策として、「地域づくり活動応援事業」など、地域団体などによる創意工夫に富んだ活動を支援してきた。平成16年度から2年間にわたるモデル事業の蓄積を生かしながら、平成18年度より、法人県民税の超過課税収入を活用した「県民交流広場事業」を本格展開。おおむね小学校区を単位としたコミュニティを対象に、住民組織による身近な活動の「場」づくりと活動に要する経費の助成などの支援を行った。

この事業が目指すのは、「参画と協働」によるコミュニティづくり。さまざまな立場にある主体が絆を育みながら、地域の課題やニーズに根ざしたコミュニティづくりに取り組むことを期待し、その呼び水となることが県民交流広場の役割である。これまでに実施した地域では、各地域の特性や実情に応じた創意工夫ある取り組みが展開され、活動の回数や参加者が増えた、世代間の交流が深まったといった成果が現れるなど、コミュニティづくりの共感の輪が着実に広がっている。

若草ふれあいのまちづくり協議会(神戸市)では親子で参加できる「親子フラ」を実施

事業の一例として、神戸市の北東部に位置する八多(はた)町では、八多ふれあいのまちづくり協議会により、平成21年に「野外ステージ」を設置。協議会の活動拠点となっている「八多ふれあいセンター(地域福祉センター)」のほか、平成6年に新築したセンター本館もあり、さまざまな催しや活動を行っている。

毎年6月ごろに八多ふれあいセンターで開催されている「ほたるコンサート」では、野外ステージで地元中学生の吹奏楽部の演奏やジャズなどを披露。また、毎年秋に行われる地域の文化祭や園芸発表会も地域の人の交流の場となっている。

野外ステージを使ったほたるコンサート。観客席の後ろでは地域の方が作った農作物を販売。

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地域づくり活動への支援「ふれあい活動アドバイザー派遣事業」

兵庫県では、令和4年度から、地域活動の担い手不足や活動内容のマンネリ化など、地域づくり活動団体が抱える様々な課題の解決を図るため、「ふるさと兵庫“すごいすと”」で取り上げられた方々を「ふれあい活動アドバイザー」として県内の地域づくり活動団体へ紹介・派遣。県がその経費の一部を補助する「ふれあい活動アドバイザー派遣事業」を実施している。

「ふれあい活動アドバイザー」は、まちづくりや子育て支援、環境の保全など、様々な分野で活躍されている方々であり、相談や助言、講演などを通じて、地域課題の解決や地域づくり活動のさらなる活性化につながる支援を行っている。

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