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更新日:2023年7月20日

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(淡路地域)「あわじ菜の花エコプロジェクト」とは

淡路島では、持続可能な資源循環型社会を実践し、環境立島を実現するため、淡路県民局や島内3市と地域住民・活動団体等の参画と協働により、淡路島全域で「あわじ菜の花エコプロジェクト」に取り組んでいます。

「あわじ菜の花エコプロジェクト」の取組

「あわじ菜の花エコプロジェクト」の概要

「あわじ菜の花エコプロジェクト」では、平成14年度に、「あわじ菜の花エコプロジェクト推進会議」を設立し、洲本市(旧五色町)、淡路市(旧東浦町)をモデル地区として、廃食用油の回収をはじめ、バイオディーゼル燃料(BDF)精製装置を導入し、燃料として再利用する取組を始動させました。その後、廃食用油の回収は、島内3市全域に拡がっています。

平成20年度には、洲本市に搾油施設が導入され、菜の花栽培から廃食用油のBDF再利用までの菜の花プロジェクトの資源のサイクルが、島内で実現できるようになりました。令和3年度から、廃食用油の再生は民間事業者により実施する形になっています。

このプロジェクトは、
・休耕田などに菜の花を植え、菜の花畑を観光資源や環境学習などに利用する。
・実ったナタネを収穫し、ナタネ油を製造して、家庭などで食用として利用する。
・家庭で天ぷらなどに使用したナタネ油や植物性油(「廃食用油」といいます。)を回収し、燃料(BDF)などに
再生する。
・ナタネ油の製造時に発生するナタネ粕も、家畜の飼料や土の肥料として利用する。
このように資源が循環するプロジェクトです。(この取り組みは、菜の花プロジェクトとして日本全国に拡がり、各地で取り組まれています。)

取組状況(直近5年)

 

 

H30 R元 R2 R3 R4
菜の花植栽面積(ha) 60 44 44 54 51
廃食用油回収量(L) 28,651 29,556 33,959 27,842 24,455

 

 

種子の配布について

「あわじ菜の花エコプロジェクト」では、淡路島いっぱいに菜の花を咲かせ、ナタネ油を淡路島の特産にするために、島内に菜の花栽培を広めていこうと、菜の花種子を無料で配布します(9月下旬)。興味のある方は、この機会に菜の花栽培・ナタネ油作りにチャレンジしてみてください。(詳細については、関連資料「菜の花種子配布のお知らせ」を参照してください。)

 

こども向け紙芝居について

「あわじ菜の花エコプロジェクト」の取組をこども達にわかりやすく伝えるツールとして、令和元年度に紙芝居を作成しました。紙芝居とあわせて興味を刺激するためのクイズも作成しましたので、ご活用ください。

・関連資料に絵とお話原稿のデータを公開しておりますので、ダウンロードいただき、パソコンやプロジェクター等に映写して利用いただけます。(パワーポイントファイルは読取専用で開いてください)

・「紙芝居」のみ実物(縦26cm×横36cm)を県民局で1冊保有しております。貸出希望の場合はお問い合わせください。

紙芝居全体図

お問い合わせ

部署名:淡路県民局 交流渦潮室

電話:0799-26-2043

FAX:0799-24-6934

Eメール:awajiuzu@pref.hyogo.lg.jp

部署名:淡路県民局交流渦潮室環境課
電話:0799-26-2072
FAX:0799-24-6934