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2月3日(火曜日)、姫路労働会館において「中播磨農福マッチング講演会」を開催しました。
昨年11月のセンター長メッセージにおいてもご紹介したとおり、中播磨県民センターでは、中播磨健康福祉事務所および姫路農林水産振興事務所が中心となり、地域の農業者や福祉事業所の皆様とともに「中播磨農福連携協議会」を組織し、農業分野の人手不足と就労機会を求める福祉事業所(障害者等)を結びつける「農福マッチングプロジェクト」を推進しております。
2026年2月現在、すでに8件のマッチングが成立するなど、着実な成果が表れつつあります。しかしながら、「農福連携」の理念そのものが十分に浸透していないことや、具体的な取組方法の周知が依然として必要であると認識しております。
こうした状況を踏まえ、この度の講演会では、ノウフク・アワード2024においてグランプリを受賞された株式会社情熱カンパニー代表取締役・三木義和さんをお招きし、「世界の社会課題を農業で解決する~農福連携12年の軌跡~」をテーマにご講演いただきました。
三木さんは「農業で幸せに生きていく」という哲学のもと、「自らの幸せ」「仲間の幸せ」「自分たちが提供し得るサービス」の三要素が重なり合う領域に焦点を当て、社会課題の解決と新たな農業価値の創出に挑戦されています。
講演のなかでは、農福連携を円滑に推進するうえで重要となる四つのポイントが示されました。
1. 作業に来る方には必ず“得意”がある(得意→好き→嫌いではない→苦手という作業分解を一緒に考えてできる作業を担う)
2. 作業をできるだけ単純化することで、一定の“リズム”を生む
3. できた作業の成果量を“見える化”し、達成感を共有する
4. 一日稼働にこだわらない(体調や気分に波があることを前提に、一日の稼働にこだわらず、週・月といった継続性に重きを置く)
これらは農作業に限らず、組織や共同体のマネジメントにも通ずる示唆に富む内容であり、「農作業の現場には、誰しもが必ず“ハマる”作業がある」との言葉には、多くの参加者が深い共感を寄せていました。
後半では、兵庫県地域再生アドバイザー・岡田英之さんにファシリテーターを務めていただき、マッチングアプリを用いながら参加者同士が顔の見える関係を築き合うワークショップを開催し、大変有意義な時間を皆さんと共有しました。
参加者の皆様、ご協力ありがとうございました。
今後とも、中播磨の地において多様な人々が農業に携わり、いきいきと働ける環境を創出すべく、農福連携の取組をさらに推進してまいります。皆様の一層のご理解とご協力を心よりお願い申し上げます。

講演風景

参加者でグループワーク
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