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ご存じですか?
「今日こんな事があったんだよ。」
温かいご飯を食べながら、その日の出来事を家族に話す。そんな、当たり前であるはずの日常を過ごす事が出来ず、今晩もたった一人でご飯を食べている子がいることを。家庭の事情で食事を十分に取ることができない子がいることを。
今、全国的に子どもの貧困が問題となっています。約7人に1人の割合で子どもが貧困に直面しているというデータもあります。
そんな中、兵庫県ではNPOを中心に、地域で地域の子ども達を育てる「子ども食堂」を立ち上げる動きが、県内各地で沸き起こっています。
兵庫県内では現在、298カ所(令和3年7月末現在、県地域福祉課調べ)で実施中。
「子ども食堂」は、空き店舗や街中の飲食店の定休日などを利用して、300円程度の低額で、子ども達に栄養満点の温かいご飯を提供する場所です。
ご飯は、調理師や栄養士の資格をもつ地域の人や、栄養学を学んでいる学生ボランティアが作ります。ご飯が終われば、子ども同士でワイワイ遊んだり、教育学部の大学生とともに黙々と!?宿題をしたりと、子ども達の居場所になっています。
「子ども食堂」をやりたいという嬉しい声があっても、冷蔵庫、炊飯器や食器などの購入ができず、断念する人もいます。
そこで兵庫県では、「ふるさとひょうご寄附金」を活用して、「子ども食堂」の立上げ(開設)を応援することしました。
経済的な理由により食事が十分に取れていない貧困家庭等の子どもたちに温かい食事を提供する「子ども食堂」の開設に必要な経費を補助することにより、子ども達が空腹を満たすだけでなく、家庭のぬくもりを感じたり、同じ境遇の子ども同士や地域のボランティアとの交流を図るなど、子どもたちの心の拠り所となる空間作りを応援します。
支援対象:子ども食堂を運営しようとするNPO、社会福祉法人等の民間団体
支援事業(想定):実施回数月1回以上
子どもの受入人数:10人以上
支援経費:冷蔵庫、炊飯器や食器などの購入費
兵庫県では、県内だけでなく、県外からも多くの寄附を集めて、子どもたちと地域が『絆』で繋がる場所を、県民の皆さんと一緒になって、たくさん作りたいと考えています。
兵庫県に縁やゆかりのある人だけでなく、多くのご支援を心より、お待ちしています。
楽天ふるさと納税ドキュメンタリーに、「子ども食堂」応援プロジェクトを活用して開設された「ドーナツこども食堂」(豊岡市)が掲載されました。
詳細は↓バナーをクリック
寄附をしたい方は
→https://www.e-hyogo.elg-front.jp/hyogo/uketsuke/form.do?id=1459303496594(外部サイトへリンク)
子ども食堂を立ち上げたい方は
現在募集中!令和5年4月1日(土曜日)~令和6年2月16日(金曜日)必着
→https://web.pref.hyogo.lg.jp/kf03/2901kodomosyokudou.html
これまでの応援実績はこちら
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