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奨学金返済支援制度を導入している社会福祉法人を紹介します。
制度の導入を検討されている社会福祉法人等の皆様におかれましては、本制度導入をご検討いただく際の参考にしていただければ幸いです。
なお、制度の詳細については、社会福祉法人等奨学金返済支援事業についてをご覧ください。
制度導入のきっかけは?
笹倉園長:毎年、当園のお仕事に興味がある学生に保育実習として来ていただいています。実習では、保育士の仕事の魅力だけでなく、当園の温かい雰囲気を感じてもらいたいと思っています。保育業界は人材不足の状況が続いていますが、若手職員の生活のサポートになればと奨学金返済支援制度を導入しました。
笹倉園長 |
採用活用において効果はありましたか?
笹倉園長:西脇市内で開催される就職フェアの求人票に返済支援制度を導入していることを記載しています。奨学金返済支援制度だけで採用に繋がることはないですが、園として制度や手当を充実させていくことが、当園の雰囲気の良さや、ひいては園児の健やかな成長に繋がっていると思います。
制度を利用した感想は?
大西さん:就職活動では、園を見学して人間関係が良さそうだなと思って、比延こども園を選んだので、制度のことは入職後に知りました。園から毎月の給与に上乗せして手当してくれて助かっています。県からの補助はまとめて支給されました。金銭的な計画が立てやすく、広島旅行に行くことができました!
森脇さん:実習では、複数の園を見学しましたが、比延こども園は特に職員同士のコミュニケーションが多く、明るいイメージでした。返済支援制度で日々の生活にゆとりができたので、私もゴールデンウィークに旅行に行ってリフレッシュする予定です!
これから就職活動をする学生さんや求職者の方へのメッセージ
大西さん(左)・森脇さん(右) |
仕事は、楽しいこともあれば、大変なこともあります。保育士は子どもの成長に携わるので、責任もありますが、やりがいもその分大きいです。人と人のお仕事なので、HPだけでは分からない雰囲気を肌で感じるために職場見学することをおススメします!
制度導入のきっかけは?
河本施設長:法人として、職員の確保はもちろんのこと、定着にも力を入れているので、県の補助を利用する前から法人独自の取組みとして試験的に導入しましたが、うまくいかず、この制度があると知り、本格的に導入することができました。実際、日本学生支援機構の奨学金を返済している職員は多いです。
制度を導入してみて・・・
河本施設長:奨学金返済支援制度については、就職フェア等で求職者の方にご案内しており、神戸婦人同情会で働く魅力のひとつとなっています。また、令和6年度より、対象職員の年齢が30歳から、配偶者や子供がいて出費が多くなる40歳にまで拡充され、新たに対象になった職員も大変喜んでいました。
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法人として、職員の定着のためには奨学金返済支援制度だけでなく、新人職員へきめ細かいフォローをするための人材育成担当の配置や、資格取得のために業務時間内でのスクーリング、有給休暇の取得促進などを進めています。
今後は県の認証制度を取得することで補助期間を5年から10年に延長できるよう、取り組んでいきたいと考えています。
制度を利用した感想は?
長谷川さん:2年前に無資格で入職しましたが、先輩や同期に支えられ、今では仕事も不安なくできるようになりました。制度があることで、趣味のライブ鑑賞やディズニーランドへの旅行など、プライベートをより充実させることができ、休日のリフレッシュが仕事の原動力となっています。
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今後の目標は?
長谷川さん:実務者研修を修了したので、介護福祉士の資格を取得することが今の目標です。プライベートでは、自動車の運転免許を取り、趣味も楽しみながら、スキルアップに向けて頑張っていきたいと思っています。
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