更新日:2025年1月9日

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児童虐待の防止

児童虐待防止の推進(オレンジリボン運動)

県こども家庭センター(児童相談所)で受け付けた児童虐待に関する相談件数は依然として増加傾向にあり、子どもの生命が奪われるなど痛ましい事件も後を絶ちません。

2004年9月、栃木県小山市で二人の幼い兄弟が虐待の末、橋の上から川に投げ入れられて亡くなる事件が起きました。その事件をきっかけに児童虐待防止を推進するオレンジリボン運動が始まりました。

オレンジリボン運動公式サイトへは下のバナーをクリックしてください。

11月はオレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーンです

 

2024兵庫県ポスター案内チラシ

 

  • オレンジリボンには、「児童虐待防止」というメッセージが込められています。一人でも多くの方々に関心を持ってもらい、子どもたちの笑顔を守るために一人ひとりに何ができるのかを呼びかけていく活動が「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」です。
  • 毎年11月を中心に、こども家庭庁が秋のこどもまんなか月間の取組として「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」を実施する11月を中心に、国や地方自治体、NPO法人、民間団体等が、様々な児童虐待防止普及啓発のためのキャンペーンイベントを展開しており、兵庫県においても、この問題に対する社会全体の関心と理解を深めるため、民間と行政が協力し、さまざまな広報・啓発活動を展開しています。
  • また、こどもの健やかな成長について国民全体で考えることを目的に、毎年5月5日の「こどもの日」から1週間を「こどもまんなか児童福祉週間」と定めています。

 

令和6年度「オレンジリボン・児童虐待防止推進キャンペーン」標語

「189(いちはやく) 気づいてあげて そのサイン」

 

令和6年度「こどもまんなか児童福祉週間」標語
「すきなこと どんどんふやして おおきくなあれ」

 

児童相談所虐待対応ダイヤル「189(いちはやく)」

  • 虐待かもと思った時などに、すぐに児童相談所に通告・相談ができる全国共通の電話番号です。
  • 「児童相談所虐待対応ダイヤル『189(いちはやく)』」にかけるとお近くの児童相談所につながります。
  • 通告・相談は、匿名で行うこともでき、通告・相談をした人、その内容に関する秘密は守られます。

 

虐待かもと思ったら、すぐにお電話ください児童相談所虐待対応ダイヤル189(いちはやく)

 

親子のための相談LINE

「親子のための相談LINE」は、子育てや親子関係について悩んだときに、こども(18歳未満)とその保護者の方などが相談できる窓口です。

  • 匿名(LINE上のアイコンとニックネーム)でも相談ができます。
  • 相談内容の秘密は守られます。ひとりで悩まずに、お気軽にご相談ください。

ポスター、リーフレット等の使用について

  • WEBページや公式SNS、広報誌などでの掲載、イベントでの掲出・配布、広報媒体での使用も可能です。ぜひ活用ください。
  • ただし、ポスターやリーフレットのデザインの中身を加工することはできません。
  • また紙媒体など印刷が発生する場合にはデザインの解像度が悪くならないように注意願います。
  • 使用につきましてご確認の問い合わせは必要ございません。

 

ひょうご児童虐待防止サポーター

児童虐待防止に熱意のある県内の団体、企業の皆様に「ひょうご児童虐待防止サポーター」として、啓発にご協力いただいております。

主な取組内容

  • インターネット、SNSでの児童虐待防止の広報啓発活動
  • 啓発ポスターを協賛企業の店頭等に掲示等
  • 協賛企業と協働した啓発活動

協賛団体・企業

  • 団体:(公社)兵庫県保育協会、(一社)兵庫県私立幼稚園協会、(公社)神戸市私立保育園連盟、(一社)姫路市保育協会、(一社)兵庫県社会福祉士会、猪名川町子ども会連絡協議会、(一社)兵庫県児童養護連絡協議会、兵庫県乳児院連盟、(一社)兵庫県トラック協会青年部協議会
  • 企業:松本鋼機(株)(順不同)

今後さらに協賛企業、団体を募ることとしています。

「オレンジリボンはばタン」

 

ひょうご児童虐待防止サポーター「オレンジリボンはばタン」

 

兵庫県では平成24年10月、兵庫県マスコット「はばタン」と全国的な児童虐待防止のシンボルマークである「オレンジリボン」のコラボレーションにより、兵庫県の児童虐待防止シンボルマーク「オレンジリボンはばタン」を作成しました。兵庫県が実施する啓発事業等で活用します。

「オレンジリボンはばタン」は、「はばタン」の原著作者である、金成俊(キムソンジュン)氏にデザインを依頼し、作成しました。

神戸ストークス試合会場での普及啓発活動

プロバスケットボールチーム「神戸ストークス」が令和6年11月に兵庫県内で行った公式戦の試合会場において、以下の普及啓発活動を行いました。

実施時期及び実施内容

  • 令和6年11月9日、10日、16日、17日 神戸ストークス公式戦試合会場内にポスター掲出、来場者にオリジナルコラボクリアファイルを配布
  • 11月16日の愛媛オレンジバイキングス戦(神戸市立中央体育館)において、兵庫県マスコット「はばタン」、兵庫県警察マスコット「こうへいくん」と「まもりちゃん」、神戸ストークス公式マスコット「ストーキー」によるエントランスでのグリーティング及びハーフタイムパフォーマンスの実施
  • 神戸ストークス公式SNS(X(旧Twitter)、instagram)及びホームページにて情報発信

グリーティング

その他の啓発事業

  • 県内主要駅の掲示板に啓発ポスターを掲示
  • 県総合庁舎、県こども家庭センター(児童相談所)に懸垂幕・横断幕を掲出

 

その他の取組

児童虐待防止24時間ホットライン

ご相談は24時間受け付けております。お近くの県こども家庭センター(児童相談所)までご連絡ください。

県こども家庭センター(児童相談所)
電話番号 管轄市町
中央こども家庭センター 078-921-9119

加古川市、高砂市、稲美町、播磨町

洲本市、南あわじ市、淡路市

尼崎こども家庭センター 06-6494-0505 尼崎市
西宮こども家庭センター 0798-74-9119 西宮市、芦屋市
川西こども家庭センター 072-759-7799

伊丹市、宝塚市、川西市、三田市

猪名川町、丹波篠山市、丹波市

加東こども家庭センター 0795-48-9300

西脇市、三木市、小野市、加西市、加東市、多可町

姫路こども家庭センター 079-294-9119

姫路市、相生市、たつの市、赤穂市、宍粟市、神河町

市川町、福崎町、太子町、上郡町、佐用町

豊岡こども家庭センター 0796-22-9119 豊岡市、養父市、朝来市、香美町、新温泉町

児童虐待通告シート

被虐待児童を発見した医療機関及び学校、幼稚園、保育所は、下記の通告シートにより、児童福祉法第25条に基づく通告を行ってください。

その際、県こども家庭センター(児童相談所)から通告機関へ、通告シートの情報について問い合わせさせていただくことがあります。

あなたの未来をひらくノート

施設入所する子ども等に子どもの権利条約に準拠した冊子を配布し、県こども家庭センター(児童相談所)職員が読み聞かせをすることで、権利と義務・責任の関係について理解を深め、主体的に生きる力を育むことができるよう支援します。
 

児童虐待対応研修会(県医師会委託事業)

医療機関での受診や学校等での検診において、児童虐待を早期に発見し、県こども家庭センター(児童相談所)や市町等に通報できるよう、医師、養護教諭、保育士、保健師等を対象に、研修会を実施しました。

令和6年度開催

開催日

令和6年11月21日(木曜日)

開催地

兵庫県医師会館(神戸市)

兵庫県児童虐待防止委員会

兵庫県では、県内で発生した児童虐待事例の検証を行い、今後取り組むべき課題や方策を検討し、再発防止を目的として、第三者委員で構成する児童虐待防止委員会を設置しています。(令和5年12月26日開催)

子どもの権利擁護のための意見表明支援

令和3年6月18日に公表された兵庫県児童虐待防止委員会の提言を受け、令和3年10月1日から、一時保護や入所措置等に係る子どもの意見表明権を保障するため、兵庫県弁護士会に委託し、「意見表明支援員」を派遣しています。

「児童虐待に関する県民意識調査」について

兵庫県内の県こども家庭センター(児童相談所)で受け付けた令和5年度の児童虐待相談の件数は5,846件で、児童虐待防止法が施行(平成12年11月)される前の平成11年度(518件)と比べ、約11倍に増加しています。

兵庫県では、児童虐待に関する県民の意識、理解について調査、分析し、今後の相談支援など県の施策のあり方を検討するとともに、その結果を情報発信することで、県民の児童虐待防止の機運のさらなる醸成を目指します。

関連メニュー

お問い合わせ

部署名:福祉部 児童家庭課

電話:078-362-3167

FAX:078-362-0061

Eメール:jidokatei@pref.hyogo.lg.jp