更新日:2016年11月21日

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多自然居住の推進

はじめに

近年、中山間地域では高齢化・過疎化が進展し、集落の維持が懸念される地域も出てくる中で、人々の価値観は、「ものの豊かさ」から「こころの豊かさ」を重視する傾向となっており、都市住民の中には農山漁村との交流や田舎暮らしを希望する人が増加するなど、ふるさと志向や自然志向が高まっています。

本県では、これまで森林の文化的価値に着目した「丹波の森構想」や、人と自然の豊かな調和をめざす「淡路公園島構想」、歴史的・文化的資源を生かして地域全体を博物館と見立てる「北はりま田園空間博物館」など、本県の雄大・多彩な県土全域において、自然と共生する先導的な地域づくりを進めています。

こうした実績を踏まえ、県は、市町や県民、事業者等に対して、豊かな自然環境と調和したゆとりある新たなライフスタイルとしての「多自然居住」(新・田舎暮らし)という新しい住まい方を提案し、その具体的推進方策を検討・実施するため、市町や関係団体からなる「ひょうご田舎暮らし・多自然居住支援協議会」を設置し、多自然居住に関する総合情報システムとしての「兵庫で田舎暮らし(多自然居住支援サイト)」の構築等、多自然居住の推進を図る具体的な取り組みを進めています。

さらに、平成21年度からは、多自然地域を中心に地域の再生を総合的に支援する「地域再生大作戦」の取組としても多自然居住を進めています。

 

●「多自然居住」とは?
自然環境豊かな地域において、都市と農山漁村との住民の交流や一時滞在・定住により、自然と共生する、ゆとりある新たなライフスタイルの実現を目指すものです。

「ひょうご田舎暮らし・多自然居住支援協議会」について

県内14市町、12団体、兵庫県からなる「ひょうご田舎暮らし・多自然居住支援協議会」は、県内での多自然居住を希望する都市住民が田舎暮らしに必要な情報を入手できるよう、WEBサイト「兵庫で田舎暮らし~多自然居住支援サイト~」やパンフレット「兵庫で田舎暮らし」で広く発信するとともに、都市住民の田舎暮らしや就農相談に応じる「田舎暮らし臨時相談所」を設置しています。

お問い合わせ

部署名:まちづくり部 住宅政策課 住宅行政班

電話:078-362-3611

内線:4722

FAX:078-362-9458

Eメール:jutakuseisaku@pref.hyogo.lg.jp