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丹波地域ビジョンに係る指標

 改訂丹波地域ビジョンがめざす5つの将来像の実現に向けた取組に関連する指標(客観指標74項目、主観指標54項目、ビジョン委員会の活動成果等を測る指標18項目)を設定し、地域ビジョンの実現状況をフォローアップしています。

 詳細は添付のファイルでご確認ください。

  • 客観指標は、国勢調査等の統計結果のほか丹波県民局で定期的に調査・把握しているデータで丹波地域の特徴を表している項目を選定しています。
  • 主観指標は、毎年兵庫県が実施している県民意識調査の丹波地域の調査結果のうち、丹波地域ビジョンがめざす将来像の実現状況の把握にふさわしい項目を選定しています。

令和3年度の評価

  • 全体では、128項目のうち69項目(54%)が基準年に比べて上向きの数値を示しているものの、コロナ禍の影響を大きく受け、イベント等の中止・規模縮小により昨年度より大幅に数値が低下した項目も見られた。各将来像で見ると、特に「自立」「交流」の指標においてその傾向が顕著であった。
  • 全県値との比較が可能な44項目中では、22項目(50%)が全県より高い数値を示している。昨年度が26項目(64%)であったことを踏まえると、全体としては低調な傾向となった一方、将来像「絆」の指標においては県下トップレベルの値を示す項目が多く見られ、コロナ禍においても、丹波地域の”絆”の強さが示された。

 令和3年度丹波地域ビジョン指標評価

基準年(平成22年)と最新年の比較(客観指標・主観指標)

将来像1:みんなで創る“自立のたんば”

 NPO等による住民の自主的な地域活動が活発に行われ、地域資源も重要文化財数が増えその価値がより高まってきている。

 人口減や高齢化に加え、コロナ禍での活動縮小による地域社会の活力低下が見られ、地域づくりの担い手育成も課題となっている。

  • 国・県指重要文化財の数 [146件 → 163件]
  • NPO法人数 [43団体 → 68団体]
  • 「ひょうごアドプト」の団体数 [18団体 → 28団体] 
  • 地域の自治会や地域で活動している団体に活気があると感じる [43.5% → 23.5%]
  • 地域づくりの担い手が育っていると感じる [32.8% → 20.5%]

将来像2:都会に近い田舎を楽しむ“交流のたんば”

恐竜化石等の地域資源を活かしたまちづくりが進むとともに、自然と触れ合えるたんば暮らしへの関心が高まっている。 

自然環境を守るための取り組みへの参加割合が増加する一方、個人や地域全体のエコ意識やの低下や、生き物とのふれあいの機会の減少が見られる。

  • 恐竜化石関連施設への来訪者数 [48,767人 → 115,360人]
  • 田舎暮らし相談者数 [327人 → 1,106人]
  • 田舎暮らし体験施設の利用者数 [2人 → 28人]
  • 山林や川などの自然環境を守る取組に参加している [24.4% → 36.3%] (全県値32.2%)
  • 太陽光など「再生可能エネルギー」を利用する取組に参加している、または参加したいと思う人 [ 35.8% → 21.6%] (全県値24.8%) 
  • 地域の自然環境は守られていると思う [65.3% → 55.9%] (全県値47.5%)
  • 自然の生き物とふれあう機会があると思う [58.0% → 44.4%] (全県値37.8%)

将来像3:やりがいを実感できる“元気なたんば”

商工業では、製造品出荷額や商品販売額の数値で堅調な伸びを見せている。

新規就農者数が増えるなどして、農業が地域の活力につながっている一方で、農林業に魅力を感じる人の割合が徐々に減少している。

「しごと」の面では、自分の仕事にやりがいを感じる人が全県でも高いものの、起業や就職、転職がしやすいと感じる人は少数にとどまっている。

  • 栗新植面積 [4.5ha → 30.0ha]
  • 新規就農者数 [26人 → 61人]
  • 観光などの訪問客が増えていると思う [21.8% → 33.8%] (全県値14.9%)
  • 製造品出荷額等 [4,373億円 → 5,364億円]
  • 自分の仕事にやりがいを感じる [57.7% → 70.0%] (全県値63.4%)
  • 農林業(家庭菜園や里山体験などを含む)に魅力を感じる [56.2% → 42.7%]
  • 人に紹介したい観光資源があると思う人の割合 [65.1% → 55.3%]
  • 商売、事業を新たに始めやすいと思う [12.8% → 8.8%] (全県値10.4%)

将来像4:多世代が支え合う“絆のたんば”

異世代交流のある人や住み続けたいと思う人の割合は県下でも高く、地域内のつながり、信頼が強い地域である。

一方で、そのつながりが子育て環境にうまく結びついているとは言いにくく、子育てがしやすいと思う人の割合は減少している。

小規模集落(高齢化率40%以上かつ50世帯以下の集落)が増加する中、高齢者の知恵や経験は積極的に活用されていない現状がある。

  • ファミリーサポートセンター会員数 [485人 → 566人]
  • 放課後児童クラブ数 [25箇所 → 33箇所]
  • 心の豊かさを育む教育や活動が行われていると思う [39.3% → 44.9%] (全県値35.4%)
  • 異なる世代の人とつきあいがある [55.7% → 68.4%] (全県値49.3%)
  • これからも住み続けたいと思う [61.0% → 76.5%] (全県値75.9%)
  • 小規模集落数 [29箇所 → 107箇所]
  • 子育てがしやすいと思う [52.7% → 47.9%] (全県値58.8%)
  • 老人クラブ数 [273クラブ → 132クラブ]
  • 高齢者の知恵や経験が積極的に活用されていると思う [31.4% → 18.1%]

将来像5:ともに暮らす“安全安心なたんば”

犯罪認知件数や交通事故の減少を受けて、地域の治安が良くなってきている。

防災面では、訓練や防災リーダー講座への参加者の増加を通じ、防災意識が向上している。

  • 交通事故死傷者数 [656人 → 257人]
  • 街頭犯罪・侵入犯罪認知件数 [598件 → 372件]
  • 人口10万人あたりの医師数 [165.7人 → 206.1人]
  • かかりつけの医者がいる [69.1% → 75.3%] (全県値69.7%)
  • 心身ともに健康であると感じる [58.2% → 63.4%] (全県値67.1%)
  • 災害に備えた話し合いや訓練に参加している [34.0% → 37.8%] (全県値21.5%)
  • 地域の災害に対する備えは、以前より確かなものになっていると思う [31.7% → 39.2%](全県値34.4%) 
  • 若者が希望を持てる社会だと思う [4.9% → 10.5%] (全県値11.5%)

全県値との比較(主観指標)

県内10地域のうち最上位となった項目
  • 住んでいる地域を良くしたり、盛り上げたりする活動に参加している、または参加したい[丹波地域43.8%、 全県32.9%]
  • 自分のしごとにやりがいを感じる [丹波地域70.0%、 全県63.4%]
  • 頼りになる知り合いが近所にいる [丹波地域71.1%、 全県62.4%]
  • 異なる世代の人とつきあいがある [丹波地域68.4%、 全県49.3%]
  • 心の豊かさを育む教育や活動が行われていると思う [丹波地域44.9%、 全県35.4%]

地域内での積極的な活動や関わりが丹波地域の「強み」と捉えられる。

全県よりも10ポイント以上高い項目
  • 地元や県内でとれた農林水産物を買っている [丹波地域79.4%、全県66.3%]
  • 観光などの訪問客が増えていると思う [丹波地域33.8%、全県14.9%]
  • 災害に備えた話し合い・訓練に参加している [丹波地域37.8%、 全県21.5%]

地域をよりよくするための取組の成果が現れている。

全県よりも10ポイント以上低い項目 ※県内10地域のうち最下位の項目は無し
  • 県内のどこへでも便利に移動できると思う [丹波地域29.7%、 全県62.5%]
  • 子育てがしやすいと思う [丹波地域47.9%、 全県58.8%]
  • 高齢者にも暮らしやすいと思う [丹波地域43.7%、 全県54.2%]
  • 買物や通院に便利だと思う [丹波地域41.4%、 全県63.7%]
  • 駅前や商店街に活気が感じられる[丹波地域4.6%、 全県21.1%]
  • 住んでいる市町の公共交通は便利だと思う [丹波地域12.2%、 全県56.2%]
  • 外国人にも住みやすくなっていると思う [丹波地域16.4%、 全県30.5%]

生活の利便性や暮らしやすさに関する項目が、地域の課題として浮き彫りとなっている。

ビジョン委員会の活動成果を測る指標

  • 令和2年度から就任した第10期委員が、5つの実践活動グループで特色ある事業を展開し、活動1年目から順調な実績を挙げている(アウトプット指標)。
  • 活動による地域の変化等を測るアウトカム指標も、基準年との比較では全ての将来像で向上しているが、直近年度との比較では、コロナ禍で地域活動が縮小したことも影響し、全ての将来像で低下している。引き続き活動に制約はあるものの、任期2年目の活動の一層の充実を図り、将来像の実現を目指すこととしている。

お問い合わせ

部署名:丹波県民局 県民交流室 総務防災課

電話:0795-72-3724

FAX:0795-72-3077

Eメール:tambakem@pref.hyogo.lg.jp