更新日:2024年3月13日

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周産期医療対策

「周産期」とは、妊娠22週から出生後7日未満までの期間をいい、合併症妊娠や分娩時の新生児仮死など、母体・胎児や新生児の生命に関わる事態が発生する可能性が高くなる期間です。

兵庫県では、出産前後の母体・胎児や新生児に対する高度で専門的な医療を提供できる周産期母子医療センターを整備促進するなど、周産期医療対策に取り組んでいます。

周産期母子医療センターの整備

兵庫県では、産科医師や新生児担当医師をはじめ看護師等の確保を図り、24時間体制で患者の受け入れ体制を確保するため周産期母子医療センターの整備を促進しています。

周産期母子医療センターには、総合周産期母子医療センターと地域周産期母子医療センターがあります。

総合周産期母子医療センターとは、母体・胎児集中治療管理室(MFICU)を含む産科病棟及び新生児集中治療管理室(NICU)を備えた医療機関です。常時、母体・新生児搬送受入体制を有し、母体の救命救急への対応、ハイリスク妊娠に対する医療、高度な新生児医療等を担っています。

地域周産期母子医療センターとは、産科・小児科(新生児)を備え、周産期に係る比較的高度な医療行為を常時担う医療機関です。

地域周産期病院の整備

兵庫県では、地域周産期母子医療センターと連携して、ハイリスクの妊産婦又はハイリスク新生児に対する二次的医療を行う施設を「地域周産期病院」として指定しています。

整備状況

兵庫県では、周産期母子医療センターは12施設(総合:6、地域:6)、地域周産期病院は17施設を整備しています。(令和6年2月1日現在)

周産期母子医療センター及び地域周産期病院の一覧(PDF:69KB)(別ウィンドウで開きます)

お知らせ

兵庫県内における周産期医療センターの新生児科指導医が一堂に会し、若手小児科医を対象とした教育セミナー(主催:兵庫新生児研究会)が開催されます。
周産期医療関係者が自ら企画し、県内各地から周産期の専門家が集結します。是非ご参加ください。詳しくは、チラシをご覧ください。

開催日:令和5年8月5日(土曜日)10時~16時10分(受付9時30分)
会場:兵庫県立こども病院2階講堂(神戸市中央区港島南町1-6-7)現地開催
参加費:無料(テキスト無料)

詳細・申込はこちらをご覧ください(PDF:225KB)

 

(参考)過去に開催した教育セミナー

開催日:令和4年8月6日(土曜日)10時~16時35分(受付9時30分)
会場:兵庫県立こども病院2階講堂(神戸市中央区港島南町1-6-7)、同時Web配信
参加費:無料(テキスト希望の場合1,000円)

令和5年度産科医等確保支援事業補助金

近年の産科・産婦人科医師が減少する現状を鑑み、兵庫県内の実際に分娩を取り扱う病院、診療所及び助産所(以下「分娩施設」という。)
産科医等に対し分娩手当を支給することにより、処遇改善を通じて、急激に減少している産科医療機関及び産科医等の確保を図るとともに将来の産科医療を担う医師の育成を図ることを目的とした事業です。

実績報告について

交付申請について

 

 

お問い合わせ

部署名:保健医療部 医務課 医療人材確保班

電話:078-362-3606

FAX:078-362-4267

Eメール:imu@pref.hyogo.lg.jp