更新日:2024年11月27日

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淡口しょうゆ発祥の地で発酵文化に親しむ”地産地酵”体験

「発酵食品を知ることで地域の歴史や風土も分かります」と松下さん。

 

淡口(うすくち)しょうゆ発祥の地、たつの市は江戸期から続くしょうゆ蔵やこうじ蔵が今も軒を連ねています。「発酵LabCoo(ラボクー)」では、搾りたて生しょうゆをベースにしたMyしょうゆや、自家製のみそを使ったみそ玉など、地元の素材で発酵食を作る“地産地酵”体験を楽しめます。「淡口しょうゆを生んだのは揖保川の超軟水」「淡口しょうゆに甘酒が入っているのはかつて酒蔵が多かったから」といった豆知識も盛り込んでいます。まちに根付く発酵文化に触れることで、この土地についてより深く知ってほしいです。今後は、周辺の蔵や資料館の見学も加えたツアーを検討しています。(発酵LabCoo 松下美幸さん)

 

古いしょうゆ蔵が今も残る風情漂う町並み。

お湯を注げばみそ汁が楽しめるみそ玉。

みそに天然だしと乾燥野菜を混ぜて丸めるだけ。好みの具材をトッピングして仕上げます。

辺りにはしょうゆ造りの歴史を伝える「うすくち龍野醤油資料館」も。

昆布やタカノツメ、煮干し、干しシイタケ、サンショウなど11種類の乾物や薬味の中から好みのものを選び、瓶の中へ。生しょうゆを加えて「Myしょうゆ」の出来上がり。

(1)世界に一つだけの「Myしょうゆ」づくり!
(2)おうちで簡単、みそだまづくり

【日時・期間】通年※予約時に希望日時を伝えて調整
【場所】発酵LabCoo(たつの市龍野町下川原22-2)
【料金】(1)2,000円(2)3,000円※いずれも要予約、所要時間は約1時間
【問い合わせ】同施設

 

ひょうごフィールドパビリオンとは

2025年大阪・関西万博に向けて地域の持続可能な未来を実現する活動の現場(フィールド)を展示館(パビリオン)に見立てて発信する取り組み。

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