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更新日:2023年9月29日

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「青春は、汗だけじゃない」文化部の高校生たちの晴れ舞台

「第47回兵庫県高等学校総合文化祭」が10月28日(土曜日)~11月25日(土曜日)に開催されます。「青春は、汗だけじゃない」をテーマに、演劇、茶道など19部門に分かれ、普段の活動の成果を生かした研究発表や演奏などを行います。一般観覧が可能な部門も多数あります。高校生たちの頑張りを見に来てください。(県教育委員会高校教育課)

各部門の日程や会場は兵庫県高等学校文化連盟ホームページ(外部サイトへリンク)からご確認ください。

受賞者の声:県立洲本高校科学技術部(令和4年度自然科学部門最優秀賞淡路から宇宙へ

当時の部長で3年生の太田吏一さんに活動内容などを聞きました。(インタビュー 本紙編集部)

Q.研究発表の内容は。

 

3年生が引退後、現在は2年生3人、1年生5人で活動しています。

科学技術部では2018(平成30)年にロケットの研究を始めました。20年からは環境に優しい燃料として、ショ糖やブドウ糖など食品に含まれる糖を用いたロケットエンジンの開発を続けています。その取り組みを発表しました。大学教授などを前にとても緊張しましたが、入部してから全ての実験に関わっていたので、想定外の質問にも冷静に答えられ、良い経験になりました。

Q.研究の思い出は。

初の打ち上げ実験で、成功した瞬間。

1年生の夏の燃焼実験では、エンジンから火が漏れる想定外の大失敗をしました。その忘れられない経験も生かし、より推力の高いエンジンを目指して意見を出し合い、2年後の今年の7月には初めての打ち上げに挑戦しました。2機のうち1機は飛び、もう1機は失敗し飛ばなかったものの、解体して原因と課題を探り後輩たちがさらなる改良を続けています。

Q.科学技術部の今後の目標は。

最終目標は、廃棄されるタマネギなどから糖を取り出してエコで安価な燃料を作り、島内で一番宇宙に近い標高約608mの諭鶴羽山(ゆづるはさん)よりも高く飛ばすことです。今は後輩たちが頑張っています。今年も良い発表ができるよう応援しています。

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