更新日:2026年2月27日

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広報紙「GOKOKU県民だより兵庫」

時を超えて向き合う竜山石の世界

約1900年前に創建されたと伝わる高砂市の生石(おうしこ)神社のご神体「石の宝殿」は、地元特産の竜山石でできた幅6.5m、高さ5.6m、奥行き7.5mの造形物です。「播磨国風土記」の記述をはじめ40以上の説がありますが起源や用途は不明で、「日本三奇」の一つとされています。プログラムでは、石の宝殿と1700年前から産出される竜山石の採石場を見学した後、竜山石でキーホルダーを作ります。ロマンあふれる石の世界をのぞいてみませんか。((一社)高砂市観光交流ビューロー 和田雅樹さん)

竜山石に興味を持ってもらうことで、この文化を未来に残したい。((株)松下石材店 代表取締役社長 松下尚平さん)

中々立ち入れない採石場で、自分好みの竜山石を探します。

フィールドパビリオンで体験していただくキーホルダー作りは、まず採石場を歩いてもらって、自分好みの竜山石を見つけてもらいます。軍手や金づち、目を保護するためのゴーグルは用意していますが、普段中々入ることができない場所に入ってもらって、竜山石の魅力に触れてほしいと思っています。


ワークショップ前に歩ける採石場。青、黄、赤色の3種類があり、赤色はなかなか見つからないので貴重です。

割って削って、オンリーワンの竜山石アクセサリーを作ります。

お気に入りの石が見つかったら、自分で割ったり削ったり、好きな形をイメージして加工していきます。最初に金づちで割っていくのですが、これは私たちでも思わぬところが割れてしまうことがあるので、結構難しいんです。でも、それが二つとない形になっていくので、文字通りオンリーワンのキーホルダーが作れます。ご家族で来てくださる方も多いんですが、普段の生活ではあまりできない作業だと思うので、お子さんにカッコいいところを見せられるチャンスかもしれません(笑)


ある程度削れたら、砥石で形を整えていきます。

最後にキーホルダーの金具を取り付けて完成です。色は赤や青など用意しているので、お好みの色を選んでいただきます。速乾性の接着剤ではないので、取り付けてから一日程度はそのままの状態で放置してください。

一人でもいいので、竜山石に関わる仕事をしたいと思ってくれる人が出てきてくれたらうれしい。

このようなワークショップは他の石材店ではやっていないのですが、やはり私は竜山石に関わる者として、1,700年以上も続いてきた竜山石の文化を未来に繋ぎたいと思っています。そのために少しでも多くの人に竜山石に触れてもらう機会を作りたくて、気軽に体験してもらえるキーホルダー作りも始めました。最近では小学生の見学も受け入れていて、「実は竜山石ってこんなにすごいんだ」ということを伝えています。将来その中から一人でも竜山石に関わる仕事をしてみたいと思ってくれる人が出てきてくれたらうれしいです。


「産業が途絶えてしまう前になんとかしたい。そのために、色んな人に竜山石の価値を知ってもらうことも大切だと思っています。」と想いを語ってくださった松下社長。

1,700年前からつながるパワーストーン
奇跡の浮石「石の宝殿」と竜山石を使ったワークショップ


【場所】生石神社(高砂市阿弥陀町生石171)、竜山周辺
【定員】1人〜10人
【料金】石の宝殿拝観料100円、ワークショップ中学生以上3,000円、小学生1,500円、未就学児無料
【申し込み・問い合わせ】1カ月前までに電話で高砂市観光交流ビューロー「結びん」へ
【電話】079-441-8076
【ファクス】079-441-8077

詳しくは1,700年前からつながるパワーストーン奇跡の浮石「石の宝殿」と竜山石を使ったワークショップ(外部サイトへリンク)のページへ

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