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更新日:2024年3月1日

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子どもの父親は一人だけ。3人目に恵まれたら育休を取りたい

5歳の長男、3歳の次男とともに、夫婦で参加した鈴木仁章さん。以前から、明石市で開催されている子育てや子どもの教育に関するセミナーに家族で参加しています。妻の恵さんが長男を妊娠中に徳島に里帰りした際、今回と同じ、ファザーリング・ジャパンのメンバーが講師を務めたセミナーを聞き、子育てについて勉強になったことがあったそう。今回は幼稚園でチラシをもらったことから「ぜひ行きたい」と仁章さんに提案。「こうしたセミナーは、落ち着いて子育てを考えられるところがいいですね」と仁章さんは言います。

仁章さんは次男が生まれた時に初めて、育児目的の有給休暇を約1か月間取得しました。

「その頃、1年くらいの長期出張が必要になり、専業主婦の妻は里帰り出産をすることになったのです。でも、長く実家にいるのは精神的にしんどいと言うので、私が1か月くらい連続して休暇を取ることに。生後間もない赤ちゃんの育児は、貴重な新しい経験でした。大変でしたが楽しかったですね」と仁章さん。


恵さんは「私が徳島出身で夫は三重出身。父、母は離れたところに暮らしているので、特にコロナ禍は精神的に孤独を感じながら子育てしていたんです。友だちを作るためにも子育てセミナーに参加していましたが、やはり頼れるのは夫だけ。子育てが大変な時に側にいてくれるのは大きいし、戦友のようでした。2人の子どもを抱えた私を夫が撮影してくれた写真があるのですが、ママ友から『ママはいつも撮るばかりだから写真に写らない。ママの写真があるのは、撮ってくれる夫がいるからで貴重!』と言われて嬉しかったですね。子どもも私も成長する姿を、夫が記録してくれる大切さを感じました」と言います。

家事の分担は明確に決めていないそう。「仕事から帰ってきて、妻がしんどくて片付けができていなかったら、自分がやっておこうかという感じ。洗い物は私がすると時間がかかってしまうので、妻にやってもらったりしています。妻が家にいる時間が長い分、家事は頼ってしまっていますね」と仁章さん。

「ママ友たちとよく話すのですが、夫にはお皿を洗ってもらうよりも、私の話を聞いてほしいよねって。それに、少しくらい家事が完璧でなくてもいいから、自分に心の余裕を持って、子どもの様子を見ることが大事だと思うんです。自分に余裕がなくなると、子どもが例えば誤飲しそうになるような危険を察知できなくなってしまうから。家事はゆるめに、料理もしんどい時は外食に頼って。そんな感じで生活しています」と恵さん。

「もし今後3人目の子どもに恵まれたら?」の質問に、仁章さんは「育休を取ると思います」と答えます。

「私が育休を取らないと、生活が回らないのは目に見えています。夜泣きがあると妻は体力的にしんどいですし、3か月から半年は育休を取りたいですね。仕事って、自営業の方以外は誰かしら代わりがいると私は考えています。でも、子どもの父親は一人しかいません。代わりがいない方を優先するべきだと思う。妻が出産とは別に体調を悪くし、私が休暇を取ったことがあるのですが、この時、上司は『長いスパンで休んだ方がいい』といってくださって。

今もリモートワークを活用して時間調整し、幼稚園の行事に参加することも。家庭の状況が整っていないと、結果、仕事どころではなくなってしまいますから私の考えとしては、家庭を優先していきたいです」

これからパパになる人たちへ

「初めての育児はやってみないと分からないことも多いもの。パパになるまでは不安もたくさんあるかと思いますが、『自分はここまでしかできない』と限界を作らずに、楽しく前向きな気持ちで臨んでいくといいかなと思います」

 

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