更新日:2024年3月21日

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津波による浸水想定の考え方

浸水想定区域図は海面が潮位0.6mの時に、津波が発生した場合の津波水位を想定し、浸水範囲、浸水深を算出しています。

浸水範囲

1 東京湾平均海面(T.P.±0.0m)は、日本の標高(海抜高度)の基準面。T.P.+0.6mは、東京湾平均海面より0.6m高い水位で、兵庫県の日本海沿岸での平均満潮位にあたる。

 

浸水深さ30cmで動けなくなります。津波に巻き込まれない対策が重要です。

 

CGハザードマップの浸水想定と
主な地点における津波の「最高水位」と「最短到達時間」

 

豊岡市東部(外部サイトへリンク)※災害種別で津波を選択してください

豊岡市東部

(浸水深の目安) 

(解説)凡例
例えば「田結地点」では、地震発生から12分後に津波が到達※3し、その後(すぐに)最高水位T.P.+3.6mの津波到達が想定されています。
最高水位T.P.+3.6mの津波高さとは、満潮時に3.0mの津波が到達するということです。
(満潮位T.P.+0.6m+津波高3.0m=津波水位T.P.+3.6m)

※3 地震発生後、初期水位(T.P.+0.6m)から海面が1m上昇(T.P.+1.6m)するまでの時間を最短到達としています。

 

豊岡市西部

 

香美町東部

 

香美町西部

 

新温泉町東部

 

新温泉町西部

 

対象とする地震動

平成26年に国の「日本海における大規模地震に関する調査検討会」が日本海で設定した60の断層モデルのうち、兵庫県沿岸の津波に影響が大きい5つの断層を想定しています。

【参考】

断層位置図

出典)日本海における大規模地震に関する調査検討会報告書

1.地震規模

想定する5つの断層モデルと地震の規模(マグニチュード)

津波断層モデル

F24

F49

F52

F54

F55

マグニチュード

7.9

7.4

7.3

7.2

7.5

 

2.地震動

市町名

想定される地震動

豊岡市

震度6強

香美町

震度6弱

新温泉町

震度6弱

 

シミュレーションの条件

条件1 想定地震

上記1の5断層を震源とする地震の発生による津波をそれぞれ想定しています。

条件2 津波発生時の潮位

地震発生時の海面は満潮(朔望平均満潮位※2)を想定しています。
このため、津波水位は但馬地域の満潮位(T.P.+0.6m)にシミュレーションで得られた津波高を加えた水位となります。

条件3 地盤の隆起、沈降

地震の影響による地殻変動について、海域では隆起及び沈降の両者を考慮していますが、陸域では隆起を考慮せず沈降のみ考慮しています。

条件4 防潮堤等の施設

防潮堤等の施設は、地震による液状化等の影響で機能が低下または破壊されると想定しています。
また、津波水位が防潮堤等を越えた場合は、その施設は破壊され機能しないと想定しています。


※2朔望平均満潮位
朔望(新月、満月)の日から前2日、後4日以内に現れる、各月の最高満潮位の平均値(但馬地域では、T.P.+0.6m)

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部署名:但馬県民局 総務企画室

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