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兵庫県議会トップページ > 定例会・臨時会 > 令和6年度 > 令和7年2月第370回定例会 > 意見書 > 意見書 第58号
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更新日:2025年3月26日
「授産品」の用語を使用しないことを求める意見書
旧法では授産施設という用語が使用されていたため、障害者が生産した商品を「授産品」と呼んだ。
一方、2006年には障害者自立支援法が新たに施行され、授産施設は就労継続支援事業所と呼び変えられ、同新法のもとで、近年では菓子など一流の有名店に負けない商品や障害者アートが高値で商品として取引される事例も見られ始めている。
これら商品を地方公共団体等においてはいまだ「授産品」と呼んでいる事例も見受けられるが、「授産品」という言葉に偏見や差別を感じる人もいる。
よって、国におかれては、各種行政機関等において「授産品」ではなく、例えば、本県姫路市の障害者福祉施設や事業所において、障害者が生産する創造的な商品で、売り手も買い手も幸福にするという意味で使用しようという機運が高まっている「福産品」というような用語を使用するよう周知することを強く要望する。
以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。
令和7年3月26日
兵庫県議会議長 浜田 知昭
衆議院議長 額賀 福志郎 様
参議院議長 関口 昌一 様
内閣総理大臣 石破 茂 様
内閣官房長官 林 芳正 様
総務大臣 村上 誠一郎 様
厚生労働大臣 福岡 資麿 様
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