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妊娠はするけれど、流産、死産や新生児死亡などを繰り返して結果的に子どもを持てない場合を、不育症といいます。
流産の多くは、偶然、胎児染色体異常を繰り返した偶発的流産ですが、2回以上繰り返す場合、リスク因子がある場合があります。
不育症であっても、特殊な場合を除いて、正しい検査と治療を行うことで、多くの方が出産することができると言われています。
まずは産婦人科の主治医にご相談ください。
また、兵庫県では、不妊症や不育症に悩む方のための「不妊・不育専門相談」を実施しています。
兵庫県は、先進医療として厚生労働省が定める不育症検査に係る費用の一部について、助成(兵庫県不育症検査費用助成事業)を行っています。(助成対象検査項目:流死産検体を用いた遺伝子検査(次世代シーケンサーを用いた流死産絨毛・胎児・組織染色体検査、ネオ・セルフ抗体検査(抗β2GPI/HLA-DR抗体))
なお、上記以外の検査や治療を自費で受けられた方は、お住まいの市町が実施する助成を受けられる可能性があります。お問い合わせ先は、兵庫県不育症治療支援事業をご覧ください。
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