令和5年度学校保健統計調査結果
学校保健統計調査は、学校における幼児、児童及び生徒の発育状態及び健康状態を明らかにする基幹統計調査として、昭和23年度以降毎年度実施されています。このたび、令和5年度の兵庫県の結果をとりまとめました。
また、令和5年度の数値についても、新型コロナウイルス感染症の影響により、調査期間が例年とは異なるため、令和2年度~令和4年度に引き続き令和元年度までの数値と比較はできませんのでご注意ください。
調査結果の主な概要
(文中のページは、令和5年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)「発育と健康」の該当ページ等)
1.発育状態調査(p.3~6)
1.身長・体重の平均値の推移(p.4~p.5)
- 昭和48年度以降の各学校種別の最終学年における身長の平均値の推移は、平成6年度から14年度あたりをピークに、その後は横ばい傾向である。体重の平均値の推移は、平成5年度から13年度あたりをピークにその後は横ばい傾向である。
2.肥満傾向児の出現率(p.11,p.22)
- 男女あわせた全国の出現率と比較すると、すべての年齢で全国値を下回っている。
全国値との差が最も大きいのは12歳で、全国と比較して2.64ポイント下回っている。
一方、差が最も小さいのは8歳で、全国と比較して0.22ポイント下回っている。
2.健康状態調査(p.7~10)
⒈「むし歯(う歯)」(p.8~p.9)
- 「むし歯(う歯)」のある者の割合(処置完了者を含む。)の推移を学校種別にみると、平成6~7年度以降は、どの学校種別でも減少傾向にある。
⒉裸眼視力(P.9)
- 「裸眼視力1.0未満」者の割合は、年齢が上がるにつれて増加傾向となっている。
⒊アトピー性皮膚炎(P.10)
- 「アトピー性皮膚炎」の者の割合は、幼稚園1.1%、小学校2.8%、中学校3.0%、高等学校2.0%で、被患率の推移は幼稚園及び高等学校では減少傾向にある一方、小学校及び中学校では増加傾向にある。
⒋ぜん息(P10)
- 「ぜん息」の者の割合は、幼稚園1.3%、小学校2.2%、中学校2.3%、高等学校1.6%となっている。
統計表
(令和5年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)「発育と健康」に掲載)
表1.身長・体重の平均値(エクセル:14KB)
表2.学校種別疾病・異常被患率(エクセル:17KB)
表3.アトピー性皮膚炎被患率(エクセル:13KB)
統計表1-1.発育状態の年次別推移(身長、兵庫県分)(エクセル:27KB)
統計表1-2.発育状態の年次別推移(体重、兵庫県分)(エクセル:27KB)
統計表2-1.年齢別疾病・異常被患率等(兵庫県男女合計)(エクセル:40KB)
統計表2-2.年齢別疾病・異常被患率等(兵庫県男子)(エクセル:40KB)
統計表2-3.年齢別疾病・異常被患率等(兵庫県女子)(エクセル:40KB)
統計表3.肥満・痩身傾向児の出現率(エクセル:19KB)
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