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更新日:2024年3月21日

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横断歩道等安全対策プロジェクト

道路整備を緊急実施

区画線等の視認性が悪いと、運転者の判断に影響し、交通事故のリスクが高まることから、兵庫県は緊急対策として、消えかかった横断歩道やセンターライン等を約10,000箇所引き直し、県民の安心安全を守る取り組みを推進します。

土木部道路保全課ホームページ:兵庫県/横断歩道等安全対策プロジェクト

兵庫県内の横断歩道での交通事故状況

令和5年中の人対車両の人身事故の件数は2,046件発生しており、そのうち歩行者が道路横断中であった事故は1,205件(人対車両の人身事故の58.9%)でした。

道路横断中の死者は20人で、そのうち横断歩道を横断中の死者は8人(全死者103人の7.8%)となっています。

県内の交通事故死傷者数は年々減少傾向にありますが、横断歩道を横断中の交通事故死傷者数は増加傾向にあります。

県内交通事故死者数の推移

横断歩道は歩行者が保護される区間です。横断歩道における歩行者優先意識を社会全体で高めましょう。

また、歩行中に自分自身が交通事故の当事者にならないために、必ず交通ルールを守りましょう。

横断歩道外の道路横断は、横断歩道利用時に比べ、交通事故による致死率は約2倍です。道路を横断するときは、近くの横断歩道を利用しましょう。

過去3年間の歩行者横断場所別の事故死者数

横断歩道合図(アイズ)運動プラスの推進

横断歩道合図(アイズ)運動プラスとは

信号機のない横断歩道において、

  • 歩行者は手を挙げるなどして運転者に横断する合図をする
  • 運転者は横断歩道手前においてあらかじめ速度を落とし、横断しようとする歩行者を認めた場合には確実に一時停止する
  • 歩行者、運転者双方が視線を合わせる、いわゆるアイコンタクトを行う
  • 運転者は歩行者に対し、手と目で横断を促す合図をする
  • 運転者は横断歩道手前に設置されているダイヤマーク標示で減速する

ことで、横断歩道における交通事故の抑止を図る運動です。

ダイヤマークチラシ

横断歩道は歩行者優先です。

運転者と歩行者双方が交通ルールを守り、お互いが思いやりをもって行動することが、交通事故防止に繋がります。

横断歩道における交通安全啓発チラシデータ(PDF:1,148KB)

 

JAF(一般社団法人日本自動車連盟)による調査結果

JAFが実施した「交通マナーに関するアンケート調査」(2016年6月)の設問の中で、「信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているのに一時停止しない車が多い」と思う方は86.2%に達しました。JAFでは、この実態を把握すべく「信号機のない横断歩道」に着目し、2016年(平成28年)から全国で実態調査をしています。

【令和5年調査結果】

全国  停止率 45.1%

兵庫県 停止率 52.0%(全国順位17位(前年2位))

信号機のない横断歩道での歩行者横断時における車の一時停止状況全国調査(過去3年)

「横断歩道 歩行者優先宣言」賛同事業者を募集中!

「横断歩道 歩行者優先宣言」とは

ドライバーに横断歩道での歩行者優先の意識を徹底させるため、新たに「横断歩道 歩行者優先宣言」制度を開始し、この宣言に賛同する事業所を募集します。

募集対象については、トラック、タクシー、バスの運輸・運送関係事業所のほか、業務車両を所有する県内の事業所とします。

賛同いただいた事業所に、兵庫県交通安全対策委員会会長(兵庫県知事)と連名の「横断歩道 歩行者優先宣言書」を発行し、事業所内で掲示していただくとともに、所内での歩行者優先意識の向上をはじめ、安全運転を実践する取組を行っていただくことを目的としています。

 

【横断歩道 歩行者優先宣言書イメージ図】(A4サイズ)

横断歩道宣言書

賛同事業所一覧

募集要領についてはこちらから

対象

兵庫県内のトラック、タクシー、バスの運輸・運送関連事業所などのほか、業務車両を所有する全ての事業所

応募方法

電子申請システムまたはメール、FAX、お近くの警察署への持参のいずれかで提出ください。

(1)兵庫県くらし安全課交通安全対策班への応募
  1. 兵庫県ホームページに掲載の「横断歩道 歩行者優先宣言」賛同ページ(電子申請システム)にアクセスして、必要事項を直接入力・選択していただき応募ください。
    横断歩道 歩行者優先宣言」賛同ページ(電子申請システム)
  2. 兵庫県ホームページに掲載の「横断歩道 歩行者優先宣言」賛同書(様式1号)に必要事項を記入(入力)していただき、応募先までメール又はFAXで送付してください。
    「横断歩道 歩行者優先宣言」賛同書(様式1号)(エクセル:15KB)
(2)警察署交通課窓口(交通総務係)への応募

賛同書をお近くの警察署へお持ち込みいただき、申し込むことができます。賛同書をお持ちでない場合、窓口の警察官に申し出てください。

歩行者の横断ルール

道路は、多数の人や車が通行するところです。

みんなが道路を安全に通行するために、歩行者も交通ルールを守らなくてはなりません。

正しい横断方法を徹底することにより、道路横断時の交通事故をなくしましょう。

横断歩道保護活動

  • 横断歩道を利用しましょう

歩行者は、横断歩道がある場所の付近では、その横断歩道によって横断しなければいけません。

  • 信号を守りましょう

歩行者は、赤信号で横断してはいけません。

  • 斜め横断の禁止

歩行者は、斜めに道路を横断してはいけません。(斜め横断が可能な交差点を除く。)

  • 車の直前・直後の横断はやめましょう

歩行者は、横断歩道や信号機のない場所では、車の直前または直後で道路を横断してはいけません。

  • 横断禁止場所で横断してはいけません

歩行者は、道路標識によって横断が禁止されている場所では横断してはいけません。

 

お問い合わせ

部署名:県民生活部 くらし安全課 交通安全対策班

電話:078-362-3879

FAX:078-362-4465

Eメール:seikatsuanzen@pref.hyogo.lg.jp