パーソントリップ調査
近畿圏パーソントリップ調査へのご協力、ありがとうございました!
第6回近畿圏パーソントリップ調査は、令和3年12月14日をもって終了しました。
調査対象となられたみなさまにおかれましては、ご多忙にも関わらずご協力を賜り、誠にありがとうございました。
調査結果は、交通分野・観光地域活性化分野・防災分野など様々な分野から、安全で快適なまちづくりのための貴重な情報として活用してさせていただきます。
本調査において、国や地方公共団体の職員、調査員等が調査の依頼や調査票回収のため、ご自宅への訪問や電話・電子メールでの調査の依頼、個人や世帯の情報の聞き取りを行うことは絶対にありません。統計調査をかたって世帯の情報等を搾取する行為にご注意ください。
パーソントリップ調査(パーソン="人、トリップ=動き)とは「どのような人が」「いつ」「どこから」「どこへ」「どのような目的で」「どのような交通手段を利用して」動いたのかについて調査し、人の一日の全ての動きをとらえるものです。
その調査結果は、望ましい交通計画を検討するための基礎的なデータとして活用しています。
- トリップとは
- 人がある目的を持ってある地点からある地点へ移動する単位をトリップといいます。
- トリップは、移動の目的が変わるごとに1つのトリップと数えます。
- 例えば、朝、自宅を出て会社に到着し、夕方に会社を出て自宅に帰った場合は、出勤1トリップ、帰宅1トリップの合計2トリップになります。
- トリップ目的について
- トリップ目的は大きく「出勤」「登校」「自由」「業務」「帰宅」に分けられます。このうち、自由は買い物、食事、レクリエーションなど、生活関連のトリップです。また、業務は販売、配達、会議、作業、農作業など、仕事上のトリップです。
- 代表交通手段とは
- 移動の際に利用する交通手段としては、鉄道、バス、自動車、二輪(自転車、原付・自動二輪車)、徒歩、その他(飛行機や船など)があります。
- 1つのトリップの中でいくつかの交通手段を用いている場合、そのトリップの中で利用した最も優先順位の高い交通手段を代表交通手段とします。
- 代表交通手段を決める優先順位は、鉄道→バス→自動車→二輪(自転車、原付・自動二輪車)→徒歩の順です。
- 発生集中量とは
- ある地域から出発したトリップの数(発生量)とその地域に到着したトリップの数(集中量)の合計をその地域の発生集中量といい、単位はトリップエンドといいます。
- 分担率とは
- 全体のトリップに対するある交通手段利用を利用したトリップの割合をその交通手段利用の分担率といいます。
- 例えば、ある地域の発生集中量が100トリップエンドあり、そのうち自動車利用発生集中量が20トリップエンドあった場合、自動車利用の分担率は20/100で20%となります。
前回(第5回)パーソントリップ調査結果