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兵庫県では、県内での温室効果ガス排出量の約7割が産業・業務部門からの排出であり、近年、サプライチェーン全体での脱炭素を目指す動きも進んでいることから、このたび、県内事業者における脱炭素の取組を後押しするため、太陽光発電設備導入を希望する県内事業者と施工事業者のマッチング等を行う「事業者用太陽光発電の共同調達支援事業」を実施します。
事業者用太陽光発電の共同調達支援事業は、県と協定を締結した支援事業者が太陽光発電導入を希望する事業者を募り、施工事業者とマッチングを行います。本事業では施工事業者から事業者が希望する3方式((1)購入(2)PPA(3)リース)の提案を受けることができ、事業者にとっては、支援事業者により、見積取得や提案の比較検討に関するサポート、スケールメリットを活かした価格低減、施工事業者の適格性等の審査による品質確保といったメリットがあります。これにより太陽光発電の更なる普及拡大を推進します。
価格低減 |
太陽光発電導入を希望する事業者を広く募り、スケールメリットを活かした価格低減を目指します。 |
品質の確保 |
適格性等の審査を通過した施工事業者による提案を実現し品質を確保します。 |
最適な導入提案 |
PPA、リース、自己設置の最大3種類の導入手法から複数社の見積もりを取得することができ、シミュレーション比較表により比較検討のサポートを受けることで、最適な導入方法を選んでいただくことが可能となります。 |
安心感 |
兵庫県・県内市町が連携して実施することで導入を希望する事業者に安心してご参加いただけます。 |
PPA |
施工事業者が需要家の建物屋根に太陽光発電設備を設置し、所有、維持管理したうえで発電した電気を需要家に供給し、需要家が消費電力量に応じた電気利用料を支払う仕組み。 |
リース |
リース事業者が需要家の建物屋根に太陽光発電設備を設置する。 需要家はリース事業者に対して月々のリース料を支払う仕組み。 |
自己設置 | 所有地に自社負担で太陽光発電設備を設置、維持管理するもの。 |
6月下旬公開予定
兵庫県と株式会社エナーバンクは県内の温室効果ガス排出削減に資する再生可能エネルギー導入の拡大を目的に、太陽光発電の普及を相互に協力して図るための協定を締結しました。
協定締結式の様子
(兵庫県齋藤知事と株式会社エナーバンク村中代表取締役)
令和7年5月14日(水曜日)
令和10年3月31日(金曜日)
兵庫県庁2号館5階会議室
株式会社エナーバンク代表取締役 村中健一氏
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