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皆様、こんにちは。この冬は例年以上にインフルエンザが猛威を振っていますね。丹波県民局管内では、インフルエンザの定点あたり患者数は、2025年第4週(1月20日~26日)は6.17人と前週(12.17人)に比べ減少していますが、依然として注意報基準値付近で推移しています。石けんを使ってこまめに手を洗うことを徹底し、38度以上の発熱や喉の痛み、全身の倦怠感などインフルエンザが疑われる症状が出た場合は早めに医療機関を受診してくださいね。
さて、今年の1月17日、あの阪神・淡路大震災から30年目の節目の日を迎えました。犠牲となられた方々へ哀悼の誠を捧げる1.17のつどいが、天皇皇后両陛下ご臨席のもと、兵庫県公館及びHAT神戸の2会場をつないで開催され、私はHAT神戸の会場の方に出席いたしました。両会場合わせて約1,080名の参加のもと、阪神・淡路大震災で犠牲になられた方々に対する黙祷、天皇陛下からのおことば、子ども達からのメッセージ、献唱(しあわせ運べるように)、1.17ひょうご安全の日宣言等のあと、慰霊のモニュメントへ白い花を献花いたしました。
【1.17のつどいの様子】
また、1.17のつどいに先立ち、1.17ひょうごメモリアルウォーク2025が実施されました。神戸市灘区の王子公園補助競技場からHAT神戸・なぎさ公園までの約4kmを約430名の方々と、風化しがちな震災の経験と教訓を忘れることなく、防災意識を高めるために、阪神・淡路大震災から復興した街並みを歩きました。途中、HAT神戸・脇の浜(復興住宅)では、かまどベンチやマンホールトイレ組立の実演、住民の写真と小学生のメッセージ展示、NHK神戸放送局の防災ワークショップ等が開催されるとともに、日本赤十字社兵庫県支部では、お味噌汁の提供がありました。
【メモリアルウォークの様子】
一方、この日は丹波地域でも、『「ひょうご安全の日」丹波地域のつどい』を丹波市立竹山小学校において開催しました。こちらは、毎年この時期に丹波県民局が市や学校、自衛隊等と連携して次世代を担う子ども達を対象に防災学習等を行っているものです。今年は竹山小学校の児童136名が、震災・学校支援チーム「EARTH(アース)」で活躍する先生の講話、防災クイズ、地震体験車による震度7の揺れの体験、消防ポンプ車の放水や自衛隊車両の見学等により、震災の怖さを感じ取ったり、大切な命を守る備えについて考える機会になりました。
また、阪神・淡路大震災から30年目の節目であることから、当時の様子が写真で分かるパネルも展示しました。
【起震車による地震体験訓練】 【阪神・淡路大震災パネル展示】
【消防ポンプ車放水】 【自衛隊車両見学】
これからも、地域の皆様誰もが安全で安心して暮らせる社会の実現に向けて、県民局職員一丸となって取り組んでまいります。
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