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始まりの4月を迎えました。環境が変わって新たな生活のスタートを切った方も多いのではないでしょうか。県民局も新しい仲間をメンバーに加えて、仕事をスタートさせました。いよいよ開幕する大阪・関西万博の盛り上がりを、西播磨でもしっかりキャッチしていきます。
令和7年度も西播磨県民局では、「元気西播磨」を目指し、各種施策を実施していきます。
キーワードは、「万博」、「山城」、「防災」です。
いよいよ開幕した大阪・関西万博の機会を捉え、尼崎万博パーク&ライド駐車場隣で開催する「ひょうご楽市楽座」や、万博会場関西パビリオン多目的エリアでの「兵庫フレンドシップウィーク」で西播磨の魅力を発信していきます。
特に、楽市楽座では、「西播磨の和」をテーマに、大凧・甲冑・獅子舞などと合わせて、ホラー仕立ての山城(落ち武者)演劇など、西播磨ならではの出し物を準備中です。ご期待ください。
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大阪・関西万博に合わせ兵庫県全域で展開する「ひょうごフィールドパビリオン」の万博後の展開をテーマに、10月頃にフェスティバルを開催します。
五感を刺激する体験型の観光資源(20か所認定)との出会いが待っています。
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西播磨の貴重な地域資源である「山城」の魅力をさらに発信し、県内外、国内外の方にも訪れていただくため、今年度は、西播磨の山城の歴史や見どころなどを紹介する観光サイトの英訳化や、ARアプリ「西播磨の山城へGO」の充実、山城ガイドの後継者育成講座などを実施します。
【西播磨の山城3兄弟】 |
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UIJターンの方々など新たに就農を希望される方をターゲットに、現地見学会や相談、体験会等を昨年度に引き続き実施します。また、行政の支援策や新規就農者の声など役立つ情報をまとめた「就農ガイドブック」を新たに作成し、農のある暮らし第一歩を応援します。
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高齢化、人口減少、空き家・耕作放棄地の増加、賑わい減少など、西播磨地域の様々な地域課題をビジネス的手法によって解決しようとする意欲ある方を応援する「ビジネスプランコンテスト及びビジネスマッチング(交流会)」を今年度も実施します。また新たに、ビジコン応募者や先輩起業家等との交流会などによる人的ネットワークの形成に力を入れ、起業の場づくりを図っていきます。
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阪神・淡路大震災から30年を迎え、震災の教訓と経験を次世代へ繋いでいくため、市町防災部局としっかり連携し、高校生を対象とした防災教育出前講座を引き続き実施します。また、「高校生防災サミット」を開催(隔年)し、若い世代の防災意識の向上を図ります。
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西播磨地域で暮らす障がい者の方々の社会参加を促進するため、福祉事業所を中心とした多職種連携による協議会を設置し、協議会で取り組む地域の特産品開発の支援や研修会を実施します。
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年間乗車人員300万人の維持・向上と沿線地域の賑わいづくりを推進するため利用促進イベント等を実施します。また、今年度は姫新線への愛着を高めてもらうため、「マイレール週間」を設定し、学生による観光情報の車内放送やポスター等の中吊り広告などを実施します。
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3月になっても雪降る寒い日が続きましたが、気が付くといつの間にか桜が咲き、小鳥がさえずる4月を迎えていました。
春は出会いと別れに彩られます。人生の節目となる出来事を迎えられる方も多いと思います。
「未だ来ないものを人は待ちながら創っていく
誰もきみに未来を贈ることはできない
何故ならきみが未来だから」(谷川俊太郎 「未来へ」)
見たことのない未来へ向けて期待と不安を胸に新しい扉を開ける、そういう瑞々しい感覚を忘れずに過ごしたいと思います。
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