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更新日:2025年6月16日

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令和7年6月局長メッセージ(西播磨県民局長 城下 隆広)

6月になり、今年も梅雨の時期に入りました。

梅雨の形容詞は「しっとり」としたいところですが、近年の異常気象から「大雨注意」がふさわしいようです。今回は先月末の相生ペーロン祭から報告します。

西播磨に初夏を告げる一大イベント 相生ペーロン祭

毎年5月最終土・日曜日に相生湾で開催される相生ペーロン祭。今年は、5月25日に開催され、恒例の木製の船に32人が乗り込みドラと太鼓のリズムに合わせて力強く船を走らせる「ペーロン競漕」の迫力は圧巻でした。西播磨県民局からも光都土木事務所の職員を中心にチームを結成し、オープン参加しましたが、4艇中3位。1か月前から練習しチームワークには自信があったのですが、技術・体力の面で若さに満ちた高校生チームに勝てず残念でした。来年のリベンジに期待します。


なお、相生ペーロン体験乗船は、兵庫県を体感する「ひょうごフィールドパビリオン」の認定プログラムに登録されています。西播磨には他にもたくさんの認定プログラムがありますので、ぜひお越しいただき、体験してください。

相生ペーロン競漕

西播磨県民局からも参加

 

ひょうごフィールドパビリオン公式サイト(外部サイトへリンク)

相生ペーロン体験乗船(相生市)

 

総合治水 梅雨の大雨にご注意ください

6月になり、本格的な梅雨の季節を迎えています。近年は、線状降水帯による大雨も心配されることから、防災の心構えと準備をしていただく必要があります。県では、大雨による水害を防ぐために、「ながす」「ためる」「そなえる」を組み合わせた「総合治水」を進めています。

「ながす」対策では、河川や下水道を改修して川に流せる水の量を増やしたり、ダムを整備して河川に放流する水の量を調整することで、川の水位の上昇を抑制し、洪水や浸水による被害を防ぐ取組を進めています。

「ためる」対策では、田んぼの排水口に「せき板」を設置することで、雨水を一時的に貯留し、河川への流出を抑制しています。

ご家庭でも、屋根からの水をタンクに貯めたり、庭に花壇を作ったり、駐車場を芝生にすることで、河川への流出を抑えることができます。

「そなえる」では、県CGハザードマップや県河川情報システムを用いることで、地域の危険箇所や避難場所のほか、川の増水状況をリアルタイムで確認することができます。

忘れた頃にやってくるのが災害です。常日頃から、防災のことも近隣の方との話題に加えて頂き、いざという時に慌てず安全に行動できる水害に強い地域をつくっていきましょう。

 

 

 

 

 

地域創生の原点

 6月初旬に、佐用町西新宿にある「花しょうぶ園」を訪問しました。岡山県との県境にある奥深い集落で、おじいちゃん1人とおばあちゃん数人が、近隣のボランティアと一緒に運営されている園です。五分咲き程度でしたが、色とりどりのしょうぶに包まれ、笹百合も咲いている、まるで桃源郷のような場所でした。

園代表の方の「先輩方から託された宝を、みんなで守っていく」という心意気に触れ、かつて小規模集落の支援をしていた頃、支援地域の方から反対に“元気”をもらっていたことを思い出しました。

地域の元気を守り、地域の未来を創るために、これからも地域の方と一緒に様々な施策に取り組んでまいります。よろしくお願いします。

6月初旬の花しょうぶ園

 

 

 

 

お問い合わせ

部署名:西播磨県民局 総務企画室

電話:0791-58-2120

FAX:0791-58-2328

Eメール:Nsharimasom@pref.hyogo.lg.jp