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更新日:2025年2月14日

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噛ミング(coming)EXPO'25~前笑戦~実施後レポート

今年度から開始した「健口から始めるウェルビーイング向上プロジェクト」。

県民の健口意識の向上を目指して楽しみながら学べるイベントの開催やHP等での情報発信に取り組むプロジェクトです。
令和7年度の”ひょうごEXPOweek「健康とウェルビーイング」”期間に合わせて実施予定のイベントの「前哨戦」ならぬ「前笑戦」として、令和6年11月16日(土曜日)、神戸文化ホールにてプレイベントを実施しました。
兵庫県ゆかりのお笑い芸人やアイドルと歯と健口について学んだ2時間。その様子と参加者の声を紹介します。

イベントの様子

ひょうご健口推進部長 任命式

生涯にわたり食事や会話を楽しみ、毎日を笑顔ですごすために欠かせない歯と口の健康。

その大切さを広く発信いただくこうと期待し、兵庫県ゆかりのお笑い芸人であるジャルジャルのおふたり(後藤淳平さん・福徳秀介さん)を「ひょうご健口推進部長」に任命しました。

山下保健医療部長から就任依頼書とタスキが渡されると、おふたりも大喜び!

ご自身の歯の健康に関するエピソードも交えながら、就任の意気込みもいただきました!

トークイベント「歯と健口について学ぼう!」

来場者と一緒にクイズに答えながら学ぶメインイベントがこちら。

「ひょうご健口推進部長」に就任したジャルジャルのおふたりに加え、兵庫県歯科医師会「健口アンバサダー」として活動中のSTU48 信濃宙花さん(しなの そらはさん・兵庫県出身)も登壇。

講師は、「診療と研究の二刀流」、大阪大学大学院歯学研究科予防歯科学講座 講師の坂中哲人先生(さかなか あきとさん・兵庫県出身)。

来場者のみなさんはスマホから、登壇者は、スクリーンに映し出されるみなさんのリアルタイムな回答状況をのぞき見し、ツッコミを入れながら(?)、一緒に考えました。

 

分かりそうでひとくせあるクイズの数々。登壇者からの鋭い考察に、先生は「新たな学説かもしれない…」とも。

 

一番最後のクイズは、まさかの難問、「歯科医師国家試験に挑戦!」

みなさんもぜひ挑戦!

(坂中先生の講義資料から抜粋)

 

登壇者のみなさんも、この難問には頭を悩ませていました。(ちなみに答えは①のフッ化物の応用)

 

みんなで記念撮影

イベント最後には、参加いただいたみなさん=「ひょうご健口推進部」の部員のみなさんと登壇者と一緒に、登壇者ご指定の「歯のポーズ」で記念撮影。

写真の保存はこちら(JPG:2,987KB)から。

 

参加いただいたみなさんにひょうご健口推進部の「部員証」をお渡し。ステッカーになっているので、手持ちの何かに貼るもよし、スマホの裏に入れるもよし。

今後も配布があるかも…

今後の「ひょうご健口推進部」の活動、イベント情報等は「兵庫県健康増進課歯科口腔保健班」公式X(外部サイトへリンク)などで発信します。

 

参加されたみなさんから

歯のケア用品を夫婦で見直すきっかけに

夫「5~6年前に矯正をしていました。歯並びが気になってて、食事の時以外は透明のマウスピースをつけていたんですよ。今回、歯のイベントにジャルジャルが出演しているって聞いて、行ってみようって。最近は歯ブラシだけになりがちで。今日のクイズの中で歯のケア、磨き残しの話を聞いたのでちょっとケア用品を見直そうって。」
妻「夫も私も歯の定期健診には通っています。坂中先生のお話で新しいケア用品のことを聞いたので、”ウォーターピック”は使ってみたいな。」

 

 

歯は身近だからやっぱり興味があります

「広報誌を見て、ジャルジャルのファンだったので気になって。歯のことは身近だし母を誘って参加しました。フロスも使ってるし、歯みがきの回数とか、酸っぱいものを食べたら時間を空ける、とかは普段もしていて。意外と気をつけてるかも。イベントの中で紹介されてたウォーターピックは使ってみたいって思いました。」

 

 

“つまようじの先端”に惑わされました

「友人が『こんなイベントあるよ』って教えてくれて。実は私たち歯科衛生士なんです。今日のイベントであったクイズ、2人とも1問目を間違えてて...悔しかった〜!口腔細菌の数が”つまようじの先端”っていうところに完全に惑わされました。他の問題は全然大丈夫だったのに、ほんと悔しいです。学校でこれ習った、っていうのも出てきたり、全体的に硬くないイベントで、楽しめました。」

 

 

ジャルジャル好きな彼に誘われて

彼「大学のお知らせメールで今日のイベントを見つけて。ジャルジャルの単独ライブに行くくらい好きなんです。歯のクイズで出てきた歯のみがき方が気になりました。歯ブラシってそうやって歯にあてたらいいんだなって。」
彼女「私は坂中先生の話が印象的。みがき残しをフロスや歯間ブラシなどのケア用品で取り除くのが大事だって聞いたので、フロス、使ってみようと思います」

 

 

“正しい”と思っている情報が、古くなっていたことに気づけました

「坂中先生のお話がすごくわかりやすくって!口腔の説明で、口の中を兵庫五国に喩えていたのが面白かったです。あと大事な気づきも。私は歯科衛生士をしているんですけど、歴が長くって、自分では正しいと思っている情報がいつのまにか古くなっていたなあって。坂中先生のスライドで『コーラに含まれる砂糖の量はいくら?』という問題があったじゃないですか。30gくらいだろうなと思い込んでいたんですが、正解は50gで。また勉強しないとな、って反省しました。」

 

 

子どもたちに合ったお口のケアを考えたい

「ちょうど数日前に娘の下の前歯が抜けたところで。息子の歯並びが気になってて、そろそろ矯正を考えているんです。今日は県のHPでイベントを見つけて、楽しく学べそうだなって。歯のクイズで歯ブラシだけでみがき残しが4割もあるって聞いて驚きました。私たち親は自分のケアができても、子どもはまだまだ心配ですね。フロスは子どもには難しそうだから、マウスウォッシュから始めてみようかな。」

 

 

職場で楽しく歯の情報を伝えるヒントをいただきました。

「私たち兵庫県歯科衛生士会の歯科衛生士なんです。在宅の訪問歯科診療の現場で、ケアをするご家族やご本人に歯みがき指導をする機会が多いのですが、伝え方が難しいなと思っていました。今日のイベントはクイズ形式で専門的な話を一般の方向けに楽しく情報を伝えてくれていて、とても参考になりました。」
「ジャルジャルさんの”歯光”っていうキャラ、気になりました。帰ってから動画をチェックしてみようと。(笑)」

兵庫県歯科衛生士会のマスコット、はみぃとぴかるんを持参して参加されたそう。

 

 

そろそろ、新しいかかりつけの歯医者さんを探しに行こうかな

「信濃さん(STU48)の応援でイベントに来ました。信濃さんが頑張って歯のクイズにトライしていたので、僕も一緒になって真剣に解いてみました。あまり正解はなかったんですけど、先生の解説が本当にタメになって。細菌がどんなふうに虫歯を作るかそもそも理解していなかったなあ、とか、食後はこう過ごせば良いのか、とか、沢山勉強になりました。日頃から定期検診には行くようにしているのですが、このあいだ引越しをしてそろそろ3ヶ月経つので、新しいかかりつけの歯医者さんを探さないとな、と今日思いました。」

 

 

これって正しいのかな?がスッキリしました

「フロスをするタイミングって歯みがきの前と後、どっちが正しいんだろうって思ってて...。イベントの中で先生がどっちもアリという話しがあってスッキリ。歯みがきの後のゆすぎの回数も勉強になりました。ジャルジャルも好きなんです。ジャルジャルがクイズの時に裏の裏まで考えて回答するところ、面白かったです。実はこの後、夕方から三宮で約束があって。その前にいい時間を過ごせました。」

 

 

ジャルジャルが歯のイベントに出るならこの格好で

「歯のイベントだったらこれしかないでしょ、と思ってこの格好で来ました。歯光さんってジャルジャルのネタであるんです。え、知らないんですか?これまんまです。歯も光るんですよ。イベントは全体的にタメになったしクイズも最後の問題楽しかったけど、やっぱりジャルジャルの漫才が一番最高でした。」

 

 

チート・カフェオレでいこうと思います

「コロナ禍でずっとマスクをしていたのが、最近は外す機会も増えてきて。人と対面する職業に就いているので、ホワイトニングをしたほうがいいかな?と思うようになりました。歯が綺麗だと、笑ったときとか、印象が違うかもって。」
「本当にジャルジャルの二人は歯が綺麗だもんね。めっちゃ真っ白で、歯並びもよくて。」
「今日のスライドで、コーラに含まれる砂糖の量についてお話があったからコーラは控えようと思いました。でも、大好きなカフェオレの甘みは我慢できないかも(笑)。坂中先生が甘いものを食べるチート・デーを作るといいよと仰ってたので、チート・カフェオレでいこうと思います。3人でお互いの歯のケアについて情報をシェアするのもいいな、と思いました。」

 

お問い合わせ

部署名:保健医療部 健康増進課 歯科口腔保健班

電話:078-362-9109

内線:3217

FAX:078-362-3913

Eメール:kenkouzoushinka@pref.hyogo.lg.jp